大人と同じテーブルで食事
ガイドは子ども用のいすの購入を考えたとき、前にテーブルがついているタイプのベビーいすを選びませんでした。というか、選べなかった……。要はダイニングスペースが狭くて置けなかったわけなのですが(その点でも、スツールタイプは、使わないときにはテーブル下に収納できるメリットがあります)、それにこじつけて、短い期間は大人が我慢しつつ、同じテーブルを囲んで、食べるお手本を見せるのが大事、ということも考えたからです。たしかに、ストレスもありました(笑)。赤ちゃんの手が届かないように、お皿を食卓の右半分だけに置いて、窮屈に食べなくてはいけなかったり、それでも、お茶碗をなぎ倒されることがあったり……。もちろん、子どもたちはテーブルをばんばん叩くのも、大好きでした。でも、1歳すぎまでのやんちゃな期間、子どもたちはテーブルにひっかけるタイプのナイロンのベビーいすを使って、大人と同じ食卓で食事をともにし、今は大人も使えるタイプのスツールに座って、1歳児でも一応がんばって自分で食事をしています。食事というイベントに小さいうちからきちんと参加できるようになったのは、子どもとテーブルの距離が近かったからかもしれません。
我が家では、ダイニングテーブルの素材に合わせて、タモ材で二人分のスツールを作ってもらいました。でも、リンキハイチェアのようなタイプを知っていたら、最初からこれでもよかったなあと思います。おなかまわりのガードも円形なのでやさしい雰囲気ですし、赤ちゃんと大人が同じテーブルで食事できるところがいいですね。
seimi(セイミ)社は、は北欧の子ども家具メーカーとして2002年に誕生した新しい会社です。リンキハイチェアは2005年発売で、同社がはじめて輸出することになった出世作になりました。北欧らしいデザインのよさと斬新な発想で、こういうコンパクトタイプを探していたパパ・ママにはきっと納得のいく品だと思います。
■ヤトミのパンフレットより
- 高いクラフツマンシップに支えられらた北欧家具の伝統を受け継ぐフィンランド製ならではのきめこまかい仕上がり。
- ガード、座面、ベースと3つの面を組み合わせたシンプルでいて画期的な構造は、デザイン的に美しく、安定感も抜群です。
- 赤ちゃんの時の思い出のグッズとして、お子様にベビーチェアをスツールという形で残してあげられます。
<関連記事>
「流行の予感 見本市で見つけたベビーグッズ」
<関連サイト>
株式会社 ヤトミ
seimi baby collection (英語・フィンランド語)