どれを選ぶ？わが家らしい雛人形(3ページ目)

瀬戸物の親王飾り

お雛様飾り「陶磁器 組み雛／赤絵」幅12×奥行9×高さ9（センチ）税込4,200円こちらで購入！（写真提供：京都和彩工房）

陶磁器製のひな人形も、最近はインテリア雑貨などでよく見かけますが、ガイドはこの寄り添い具合にうっとりです。「お内裏様とお雛様　二人並んですまし顔♪」。どの子も将来、こんなよい伴侶に出会ってほしいなあと気の早い親は考えてしまうのでした。

ちりめん細工の雛人形と同じ、京都の「龍虎堂」の製品ですが、こちらはぐっと大人の雰囲気もただよい、末永く飾れそうですね。元祖平安美人の表情も、恥じらいをひめていて、大人になってからぐっと味を感じそうです。

素材：陶磁器

信楽焼の親王飾り

信楽焼のお雛様「桃花」全体のサイズ：幅11×奥行9.5×高さ8.5（センチ）税込6,300円こちらで購入！（写真提供：信楽焼　明山窯　和楽）

信楽焼きは、滋賀県の信楽町を中心に作られている焼き物のこと。手法としては多岐にわたっていますが、独特の素朴で荒めの焼き上がりが特長のひとつです。このひな飾りも、いかにもわびさびの世界をかもしだしていますね。金の扇と勺がアクセントになっていて、お祭りらしい華やぎを感じさせます。

菜の花や桃の花など、春の花といかにもひきたてあいそうな素敵な風合いのおひな様。桃や菜の花の活け花や敷物でさりげなく華やかな空間を演出し、ぜひその主役にしてもらえたらなあと思います。

素材：陶磁器

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豪華な段飾りにこめられた親や祖父母の願い。小さいけれど個性的な雛人形たちからあふれる喜びの空気。すべてをひっくるめて、桃の節句がかけがえのない思い出の日になりますよう。どうぞ、女の子の素敵な日を、その家庭らしいやり方でお祝いしてみてくださいね。

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（キッコーマン）