前回の記事「ベビーカーの基礎知識vol.1 ベビーカーのタイプ」では、基本的なベビーカーの種類についてご紹介しました。しかし、実際にベビーカーを選ぶときは、自分の生活の中で使用できるものを選ぶのが普通でしょう。つまり、初めて買う場合、乗り替える場合、使い分ける場合など、自分に合わせてベビーカーを選ぶということですね。
例を示していきますので、ご自身にあった使い方できるベビーカーを探してみてください。
CONTENTS
1ページ目:経験者に聞いてみよう!どんな風にベビーカーを選びましたか?
2ページ目:わたしと赤ちゃんにぴったりのベビーカーを選ぶヒント
Aさんの場合 新規購入
ココットコンパクトWEGBU-570(コンビ)コンパクトな対面のA型です。税込23,940円こちらで購入!(写真提供:Baby-Pro) |
顔を見られる両対面型で、夏にさしかかる時期だったので陽射しを避ける日よけがきちんとついていること、マンションの狭い玄関におけるもの、という条件で、コンビの「ココットコンパクト」の一番安い570を約21000円で買いました。
アップリカの「ニューWなmini」と迷ったのですが、少しだけどココットコンパクトの方が軽いこと、「ちぢま~る」というハンドルで高さ89cmになること、ニューWなminiは値段の高いクラスの方がよく、予算がそこまで出せないので、ココットになりました。
家で使っているカーシートと同じエッグショックという衝撃吸収材もあるし、タイヤは細めだけどサスペンションが効いているので、意外にガタガタしません。対面にこだわらなかったら背面型の「ココットコンパクトミニ」でもよかったと思います。
それにしても、今までスリングだけでしたから、ベビーカーがあるだけで「便利!」と思えてしまって(笑)。お出かけの幅がぐっと広がりました。
Bさんの場合 乗り換え
ナニー・ベビー・ゴー(ティーム・テックス) フランス製。カーシート+ベビーカー+キャリーに使えます。座面の高さが特長です。税込26,250円こちらで購入!(写真提供:Team Tex) |
ヴォロー21H(マクラーレン)税込19,950円こちらで購入!セレブの使用で人気に火がついたバギーです。メッシュなので通気性にすぐれています。(写真提供:Maclaren) |
一応18ヶ月まで使用可なのですが、1歳ごろからきつくなってきました。背面にして景色を見たいときもありますし、そこで次のベビーカーを探しました。お世話になったナニー・ベビー・ゴーは、来年生まれる親戚の子に貸すことになりました。
大きめの子なので、実際にその年齢まで使うかはさておき、4歳まで可というシルバークロスの「シルバークロスミニ」とマクラーレンの「ヴォロー」が最終候補。どちらもデザインに惹かれましたが、シルバークロスはもっと小さい月齢から使えてわりに重いタイプなので、月齢が上がってからの使用であることを考え、「ヴォロー」に決定。
たたんだとき自立しないとか、他のバギーよりは重いことがちょっと気になりましたが、雑誌で見てとてもスタイリッシュだったので、ミーハーでもいいかな、と(笑)。
内側に曲がったハンドルのデザインがよく、メッシュシートなので蒸れなくていいし、背の高い主人にも押しやすいです。かさばり感がなく、フットワークがさらに軽くなったような気がします。
Cさんの場合 使い分け
ふわっとベッド背面480(アップリカ)背面なので比較的動きやすいタイプです。税込19,740円こちらで購入!(写真提供:Baby-Pro) |
かるいdeチュ(カトージ)アンブレラストローラーでは一番よく見かけるタイプ。軽くて機動性が抜群です。税込9,345円こちらで購入!(写真提供:カトージ・オンラインショップ) |
対面にもあこがれた時期はありましたけれど、実家に行くのに電車に乗りますし、少しでもコンパクトになって、ありがたかったです。寝心地がいいし、今でも、昼寝の時間にかかりそうな外出や、ベビーカーに長時間乗せなくてはいけない、というときはこっちを使います。ただ、「抱っこ」とねだられると、大荷物になって困っちゃうときもあります。
今、1歳半なのですが、この前、友達が「軽いdeチュ」を譲ってくれました。すいている時間にちょっと電車に乗って数駅先に、とか、近くのコンビニに、でも抱っこじゃちょっと重いかな、っていう感じの外出に重宝しています。大きな公園に行くときなど、着いた先では遊ぶだけですし、駐車場から芝生まで行くだけだったらこれで充分です。荷物を乗せておくのにも便利です。
行く先、乗せる時間、天気(日照とか寒さとか)しだいで、使い分けをしています。