喘息の子には、水泳?

水泳で喘息がよくなる?
水泳で喘息がよくなるって本当でしょうか? 本当ならその理由は?(写真はイメージ)
Q:3歳の息子が喘息になったので、水泳教室に通うようにさせました。特に「水泳は喘息にいい」という根拠は知らないものの、よく言われるので始めさせた次第です。本当に「水泳がいい」という根拠はあるのでしょうか? 教えてください。

A:お答えします。喘息の子供に水泳がいいというのは定説になっていますが、その根拠は主に下の3つです。
  • 身体を鍛える効果
  • メンタル面の効果
  • 運動する環境
以下、それぞれについて解説します。

身体を鍛える効果

どうして、「喘息には水泳」と言われているのでしょうか。まず、「喘息の子供には運動をさせた方がいい」という定説から考えます。

喘息の子供は、運動するときにぜいぜいいう症状(喘鳴)が起きやすくなります。これは運動誘発性喘息と呼ばれます。

身体を鍛えて筋力がアップすると、同じ運動をしても息が上がりにくく、ハアハア言わなくなります。運動による身体への負担が減るからです。息が上がりにくくなると、運動誘発性喘息も少なくなります。これが喘息の子供に運動(身体を鍛えること)が勧められる第1の理由です。身体を鍛えることで運動時の発作を少なくするわけです。

メンタル面の効果

運動をして体力をつけることで、気持ちが外向きに、前向きになる効果も見逃せません。また、運動への苦手意識がなくなる効果もあります。特に子供の場合、気持ちの持ちようは体調や発達の面で影響が大きいと思います。

加えて、運動で目標を達成できたり、いろいろなことにチャレンジするとさらに自信が出来てきます。子供にとって自信が出来ることは精神衛生上大変好ましいことです。他に、定期的に運動することで食事や早寝早起きといった生活のリズムが整う効果もあるでしょう。

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