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チーム・二人三脚! パパ&ママの育児協力(2ページ目)

「もうちょっとパパが手伝ってくれたらいいのに」と感じること、ありませんか?パパママがお互いに気持ちよく子育てに向き合うためには、パパ意識を育てる必要も。二人三脚で子育てに取り組む方法をお伝えします。

執筆者:松原 美里

パパへの伝え方は、明確に具体的に!

夫婦でコミュニケーション
パパの協力が得られると、ママにもゆとりが生まれます
では、パパに協力してほしいことを伝えるにはどうしたらいいのでしょうか? たとえばオムツの換え方にしても「いつも私がやるのを見ているからできるでしょう」と思いこむのは危険です。パパが見ているのはママやベビーを取り囲む全体であって、手順や部分ではないのです。

ここがパパとママの食い違いの生じるところ。共通言語は同じであっても見ているところや受け取り方がママとママとでは違っているものなのです。

大切なのは、こういった違いを埋め合いながら、どうやって夫婦でこれからの未来を作っていくか。そこに夫婦のチームとしての筋肉が必要になってくるのです。

私が関わってきた親子の中でも、この時期の育児協力が得られず、夫婦関係にヒビが入っていくケースが少なくありませんでした。子どもにとっても、両親が同じ方向を見て協力し、自分を受け止めてくれる姿は大きな安心感の源になります。ここが、いずれは両親への尊敬へとつながってくる土台となるのです。

さて、そういったことを頭の片隅に置きつつのパパへの説明は、「一枚の絵を言葉で説明するように」が原則。一からイメージが沸きやすいように具体的に伝え、もしも伝わっていないなと感じたらまた補足をし、言葉を換えたりして伝え、共通の認識を持つことが大切なのです。
 

パパママの絆は作っていくもの

パパと仲良し
ベビーとの積み重ねがパパの自信につながります
ママ自身もベビーがおうちにやってきての戸惑いや、大変なこともあるかと思います。「パパも育てるの?!」という声が聞こえてきそうですが、育児への理解を得てママ自身が息を抜ける環境を作ることが、実はママ自身のためにもとても大切なことなのです。

まずはパパにママ自身のお話を聞いてもらうところからはじめてみてはいかがでしょうか? 日中は仕事をしているパパが少しでも手伝えることを一緒に見つけていってほしいと思います。

いかがでしたか? もしもママ自身が不安やストレスを感じているとしたら、いまが夫婦の筋肉を高めるチャンスかもしれません。これから長く続いていく家族の形を意識的に作っていくための機会にし、健やかな家庭を作って行ってほしいと思います。
 

<関連リンク>
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※乳幼児の発育には個人差があります。記事内容は全ての乳幼児への有効性を保証するものではありません。気になる徴候が見られる場合は、自己判断せず、必ず医療機関に相談してください。

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