子どもがお風呂を嫌がるとき。どうやって声掛けしてますか? |
何がそこまでイヤなのか、めんどうくさいのか……と、ほとほと疲れてしまう時間帯でもありました。では、子どもがお風呂を嫌がる理由とはいったい何なのでしょうか? そもそも、お風呂にはどんな意味合いがあるのでしょうか? 立ち止まって検証してみましょう。
お風呂の役割とは?
そもそもどうしてお風呂に入らなくてないけないのでしょう?子どもがお風呂に入ることには、大人とはまたちょっと違った意味があります。■生活の中でかいた汗を、すっきりと洗い流す
子どもの運動量は大人の比ではなく新陳代謝も活発なため、かく汗も大量です。あせもを防ぎ、清潔に保ちます。
■体を温めて、眠りに入りやすい状態を作る
ゆっくりと湯船に浸かることで体が温まります。そうすると血液の流れが良くなるため、呼吸が深くなり、安心して眠りやすい状態になります。
■体を認識する力をつける
「腕をキレイキレイしようね~。おなかもゴシゴシね」と声を掛けながら洗ってあげることで「ここは肩、ここはおなかっていうんだ……」と子どもは体の部位の名前を自然に覚えていくことになります。
■自分で自分の体を洗う習慣を身につける
将来的には自分で自分の体を洗うことになります。その第一歩はママやパパに洗ってもらうのを見て、「こうやって洗うんだ」と覚えるところから。上手に自分で洗えるように手伝いながら洗ってあげましょう。
以上のようなお風呂の目的を知っておくことで、「どうしてお風呂に入らなきゃいけないの?」と聞かれたときに子どもの納得のいく説明がしやすいと思います。
それではどうして子どもはお風呂を嫌がるのでしょうか? 次のページへ。