ママショック!離乳食を食べてくれないのは何故?
折角作った離乳食を食べてくれないのは何故?
離乳食の意味と目的
気負ってしまう離乳食、何かいい方法はないでしょうか? (写真提供:豊島区) |
ただ食べることが目的ではなく、母乳やミルクで栄養分のサポートをしつつも、未知の感触・味を知り、スプーンなどの道具を使うという行為に慣れていく成長の時期。そして、これから一生続いて行く味覚の基礎を作る大切な時期でもあります。
離乳食を食べない原因
離乳食を食べない原因は沢山あります
- まだお腹が空いていない
- まだ遊びたい
- 食事に慣れておらず、抵抗がある
- 椅子に座ることに慣れておらず、居心地が悪い
- お母さんに気持ちの余裕がない
- スプーンやフォークに抵抗がある
- 味が苦手
- 食べ物の食感(固さや舌触り)が嫌だと感じている
- 口の中に残るのを嫌がっている
- 赤ちゃんの発達の段階に、食べ物の形態が合っていない
お子さんによっても、その日の気分によっても理由は違いますが、それではどうすれば楽しく離乳食を進められるのでしょうか?
離乳食の時期を楽しむポイント
食べさせなきゃという焦りは禁物
- 毎日同じ時間に与える習慣をつける →食べても食べなくても、離乳食のリズムを作ることが大切です。
- 食事の前にはミルクをあげないようにする お腹をペコペコの状態にしておくことで、自分から食べたくなる状況を作りましょう。
- 食べこぼしても大丈夫な準備をする 赤ちゃんはこぼす中で手探りで食を獲得していきます。汚れてしまうことを気にしてお母さんが神経質になると、赤ちゃんにもその雰囲気が伝わり、なおさら食べなくなってしまいます。
- 金属製のスプーンではなく、プラスチック製のものに変えてみる 金属製の冷たさに抵抗を感じる子もいるので、抵抗を減らしてあげましょう。
- 一度唇に当てて安心させてから口に入れてあげる 直接いきなり食べ物を口に入れると、赤ちゃんは驚いて警戒してしまうことがあります。
- 味見をさせることで赤ちゃんの好みをチェックする 苦手な味を知って、それを外すなど食べやすいように工夫をしてみましょう。
- 苦手な食材は工夫をする 細かく刻んで混ぜたり、ヨーグルト(甘みの少ないもの)など好きなものとあえて見えなくしてみましょう。
- 一品は好きなものを入れてあげる 赤ちゃんの励みになり、食への意欲が増します。
- 一品食べられるごとに褒める 褒められたことで自信がつき、また食べようという意欲につながります。
- 優しい声かけで見守る 優しいお母さんの声かけの中で食事をすることで、食事は楽しいものであると赤ちゃんの頭にインプットされて食がスムーズになります。
- 月齢ではなく発達に合わせる 月齢にとらわれず、赤ちゃんの発達の様子をよく観察して離乳食を用意してあげましょう。