夢しぼりデザインの数々を楽しむ
手染めだからこそできる絞りの妙 |
手染めの利点を生かして、手間ひまを厭わず伝統の絞りを駆使したTシャツや、染めの途中でプリントを施したTシャツなど、すべてが一点ものです。
中には、泥染と藍染めを併用した特別なTシャツもありました。WEBサイトで拝見していた作品の数々を目の当たりにすることができたのです。
やはり現物の味わいや質感はディスプレイではとても表現できないと実感しました。そして、悩んだあげく、私は1枚のTシャツを買い求めることにしました。
よく見れば胸の部分だけ焦げ茶の長袖Tシャツ
これにプリントをして着用実験 |
山元さんの見立てで選んでいただいたのですが、よく見れば、胸の部分だけがほのかに茶色くなっています。これは、その部分だけ染めの回数を減らすことで色合いを変えているのだそうです。
1万円に近い値段を、高く感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その手間ひまと職人の技を知れば、むしろ安いとさえ感じました。
ここに私のお気に入りの小さなシンボルなどをプリントしてみようと思いました。そして、この手のかかったTシャツが、洗濯を重ねるうちにどんな味わいに変わっていくのかを、今から楽しみにしているのです。
そして、私たちのオーガニックコットンTシャツなども、山元さんに染めていただこうと思ったのです。きっと特別な質感と色に仕上がることでしょう。
大鹿児島展は2月26日まで、池袋東武百貨店10F催事場で開催されています。ご関心のある方は、ぜひ足をお運びください。
▼奄美の泥染め屋さん 肥後染色・夢しぼり
http://www3.ocn.ne.jp/~kimono/