一度応募したら、見に行ったら、ヤミツキ必至
Tシャツを展示するのに屋根は似合いません |
毎年、多くの方が、この記事を読んで応募してくださるようです。中には、高知県は大方町の砂浜にまで、自作Tシャツがはためく雄姿を見に行った方もいらっしゃいます。
千数百枚ものTシャツが、壮大な砂浜には掲げられる光景を目にした人は、だれしも歓声をあげることでしょう。その中に自分の作品を見つけたら、さらに胸は高鳴ります。
砂浜美術館に足を運び自分の作品を目にして感動しなかった縁者を、未だ私は知りません。たいていは、2度3度と応募を繰り返すことになるのも、その美しい光景が目に焼きついているからでしょう。
好きなようにラクガキあるいは激写
昨年の大賞は脱力系イラストのクラゲちゃん |
例えば、お気に入りのデジカメ写真をプリントすることもOKです。白い背景の前に、お気に入りの人形やぬいぐるみを並べて撮っても、きっと面白いTシャツデザインが作れるでしょう。
また、子供たちの絵のようなインパクトを出すために、利き腕でない方で書いたり、目をつぶって書いたりしても良いでしょう。この世には無い文字を考えて、言葉にしても楽しいでしょう。
つまり、何でも良いのです。
さらに色使いも自由です。通常、Tシャツプリントはスクリーン印刷を使うため、色数を増やすごとに製販代がかかり、デザイン上の制約となります。しかし、このTシャツアート展は、インクジェット技術を使ってフルカラー印刷を行いますので「色数の制限」はありません。一定の大きさの範囲内であれば、写真であろうが、水彩画であろうが、書道であろうが大丈夫。中間色も含めてフルカラーで再現することができるのです。
地球に優しいオーガニックコットンTシャツを贅沢に使用
NPO法人 日本オーガニックコットン認証の国産品 |
このTシャツは生協チャネルなどで販売される希望小売価格3,800円(税別)のTシャツと同等品です。そこに、1枚限りのフルカラープリントをして、展覧会に出展して、最後に送りとどけられる送料まで入って、3,500円ですから、どれだけお得かおわかりでしょう。
オーガニックコットンの白よりもアイボリーに近い生成色に、透明なカラーインクでプリントされるので、なんとも味わいのある色合い風合いが生まれます。こんな贅沢なTシャツを使って贅沢なプリントをする機会は、Tシャツ屋であっても滅多にないのです。
今年の審査委員長は、画家のアリカワコウヘイさん
HAPPYPORTRAITが砂浜にあふれることでしょう |
応募方法は簡単。デジカメ写真やコンピュータグラフィックを応募する人なら、そのプリントアウトした紙を、お絵書きやお習字をした方なら、その原画かカラーコピーなどを、デザイン原稿にします。所定の申し込み用紙をWEBサイトからダウンロードして、原稿のコピーを合わせて送付します。この時は、原稿の上下の指定を間違いなく。高度な芸術作品ほど、上下左右がわかりづらいのですから。
昨年の武田 双雲先生に続いて、今年の審査委員長は画家のアリカワコウヘイさん。「HAPPYPORTRAIT」と題した笑顔の似顔絵が大人気の新進アーティストです。
どんな作品を選ばれるのか今から楽しみです。
▼砂浜美術館Tシャツアート展
http://sunabi.com/