芦花公園近くの隠れ家「世田谷文学館」の愉しみ
文学者の魂と緑で癒される |
世田谷区ゆかりの文豪の展示に加え、最近は、ムットーニさんの自動カラクリお話し玉手箱を愉しむこともできます。もちろん、充実したライブラリーでかつて涙した名作を読みふけるもよし、落ち着いたカフェで文庫本をひもとくもよし、ゆったりとした時の流れを楽しめます。
また、夏休み期間中は、世田谷区と縁深い円谷プロに深い敬意を表した「不滅のヒーロー・ウルトラマン展」も開催されているので、親子でも楽しめます。
この世田谷文学館のミュージアムショップで、ただいま大人気...サイズによっては残数僅少なのが「坂口安吾Tシャツ」です。
文豪のご子息「坂口綱男」氏も賞賛
安吾的愛に満ち溢れた一品 |
パッケージデザインにも驚きましたが、坂口安吾BOOKと称するパンフレットに寄せられたメッセージに驚きました。
「このTシャツ、安吾的愛に満ち溢れた一品である。来た人がしたを見たときのみ、安吾の姿が現れる、逆さプリント。当然の事ながら、墓参には是非着て行きたいものだ。坂口綱男-息子」
考え抜いた結果、この逆さまプリントに行き着いた、東京ピストルのデザイナー 加藤賢策氏も大したものですが、ご子息のコメントには仰天です。さすがです。
それでは、私も迷わず購入したTシャツのデザインを見てみましょう。
トリビュートT史上初?逆さまプリント
名作「白痴」の冒頭文が逆さま肖像に重なる |
「恐れ多くも安吾を逆立ちさせたのは、例の安吾の不思議な重力をイメージしています。端から見れば逆さまですが、いざ袖を通して上からのぞきこむように図柄を見れば、安吾が親密に語りかけてくるはずです。」
また、Tシャツと一緒に「堕」「落」のどちらか一文字が描かれた缶バッジが添えられているのも凄いことです。ちなみに私の箱に入っていたのは「堕」でありました。ヒロポンやデドリン錠はご勘弁願いたいので、「堕」バッジぐらいで我慢いたしましょう。
背中に貼りつきそうな安吾の言葉
あちらこちら命がけ |
「あちらこちら命がけ」
三千代夫人の「クラクラ日記」を読めば、まさに安吾も周りの人も「あちらこちら命がけ」だったことがわかります。
この黒いTシャツを着て、夏の暑い最中歩いたり、レザーシートのクルマを運転したりすれば、これまた「命がけ」になりましょう。
わかる人にはわかる、この洒脱な文豪Tシャツ。
欲しい方は限定販売ゆえ、どうぞお早めに。
定価:4,410円(税込)
2色同時発売 初回限定300着(安吾ブック、安吾バッジ付き)
デザイン1種類 BODY/黒・白 サイズ:XS,S, M, L
▼世田谷文学館
http://www.setabun.or.jp/