始まりは岡本太郎特集記事「なんだ、これは!」
いつか展覧会で見たTAROの眼光が忘れられない |
糸井さんは、WEBサイトで、このコーナーについてこう語っています。
「ほぼ日刊イトイ新聞では、岡本太郎のエネルギーのかけらを聖火リレーのようにして人びとに伝えていきたいと思っています。魂は、みんなの心に、受けつがれていきます。(糸井重里:ほぼ日刊イトイ新聞より)」
私が、小学校の時にはじめて行った美術展は、岡本太郎展でした。そして初めて同じ時空に居合わせた芸術家が、岡本太郎画伯でした。その会場で、虚空をにらみつけるように早足で歩きまわっていたのです。糸井さんが、エネルギーのかけらと呼んだものを、四方八方に飛び散らし、そのカケラに当たったことで、私の美意識も生き方も変わったことを思い出しました。
伊賀大介presents「TARO-T展」@ラフォーレ原宿
9/18~20の3日間 TARO-Tのすべてが展示される |
スタイリスト伊賀大介さんのプロデュースで作られたTARO-Tシャツの数々は、9月18日(土)~20日(祝)に、ラフォーレミュージアム原宿で展示されます。
そして、9月17日(金)11:00~9月24日(金)15:00Mまで、ほぼ日刊イトイ新聞のサイト限定で、TARO-Tの数々が抽選販売が行われます。
161枚、それぞれ一点ものの手作りで、価格は、一律8,982円ですが、残念ながら、抽選に当たらなければ買うことができません。人気のある作品は、おそらく信じられない倍率になるでしょう。
私が選んだTARO-Tは、ロッシーさん作「眼が動くT」
Tシャツの目玉が動いたっていいじゃないか |
フロントには、上から下から開くジッパーがついていますが、いずれも、中央の魔物?の顔のあたりで止まっていて、全部は開きません。そして、その得体の知れない生き物の眼が動くのです。その作品に込められたのメッセージは....
「静かなる爆発。その隙間をかいくぐって生まれいずるユーモアと宇宙。抑制不可。(ロッシーさん、WEBサイトより)」
私がこの作品を好きになったのは、次の一言で、思わず微笑んだからです。
「 "目玉"がとれたら付属の"目玉"を好きな所に自由に貼ってやって下さい。 (ロッシーさん、WEBサイトより)」
目玉の付属付き! 目玉が取れるのが、なぜか楽しみです!
販売収益は、幻の名作「明日の神話」の里帰り費用に
背中にも目玉とつけてみたくなる! |
その目玉は!幻の名作「明日の神話」を日本に運ぶ事業です!
「明日の神話」は、「原爆の爆発にも屈することのない人間の力、尊厳を誇り高く表現した作品」で、ピカソのゲルニカと並べて見たい、左右33メートルの大作です。
この作品は、1960年代「太陽の塔」と同時期にメキシコで制作されましたが、これまでずっと行方不明になっていました。それが、2003年9月に発見され、日本に里帰りをさせようというプロジェクトがはじまっているのです。
応募した3つの作品のうち、どれか1つでも抽選で当てて、そのTシャツを着ながら、「明日の神話」を目の当たりにしたいものです。
▼ほぼ日刊イトイ新聞「なんだ、これは!」
http://www.1101.com/taro/
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