Page 1 フィレンツエビエンナーレ2003入賞の美人画と作家
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■フィレンツェ・ビエンナーレ2003入賞の美人画と作家
物憂げに頬づえをつく女性の瞳。その先に何があるのか...。
これは、フィレンツェ・ビエンナーレ2003に出展された、Akiko Takemotoさんの「現代美人画(Bijinga)」のひとつです。
題して...
「 恋病 - Koi Yamai - 」
遠く離れたあの人を思わずにはいられない。
病気でもないのに熱っぽく、心がツンと痛くなる。
こんなに切ない恋は何年ぶりだろう。
いい年をして少女みたいな自分にとまどう。
美容師からクリエイティブ業界へ転身したAkikoさんは、自らの美人画について、こう語ります。
「女にしか描けない女」があると思っています。
太古から受け継ぐ女性の性、そして時代と共に移りゆく女性の価値観、その狭間で葛藤しながらも、自分らしく生きる道を探す現代の女たち。
ヘアデザイナーとして多くの女性と出会った経験と、私自身の中の女を活かしながら、目に見える女と見えない女の狭間を描いていきたいと思います。
▼"BIJINGA" ART GALLERY by Akiko Takemoto
http://www.akikotakemoto.com/gallery/