■西村さんの創業秘話
先日、Anythingを作った西村 和弘さんとお会いすることができました。28歳と若い社長さんで、しかも眼がキラキラしていました。
まさに、人気があるという「龍馬T」の袖メッセージそのままの気骨があるのでしょう。
「世の人は、我を何とぞ 言わば言え
我がなす事は、我のみぞ知る」
会うなり、webで読んだ「誕生ストーリー」に感動したと、お話しました。
こんなに尖がったTシャツブランドを立ち上げ、ファンの心をつかむまでには、相当なご苦労があったと思うのです。
▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼ Anything webより
Anything誕生ストーリー
1994年、当時滞在していたアメリカ カリフォルニア州の小さな田舎街で、「何でアメリカは、品質も良くて安いTシャツばかりなんだろう?」という素朴な疑問が湧いてきたのがきっかけです。その後、Tシャツ好きの二人は、「他では売っていない、着ると楽しくなるようなTシャツを作ろう!」と、当時住んでいた東京の6畳一間、ボロボロのアパートでTシャツの企画販売会社をスタートしました。社名は何事にも好奇心を持って、貪欲にチャレンジしていきたいとの思いから、「Anything」と名づけました。
開始当初、当然お客様がいるはずもなく、「出版社」「ショップ」などに営業に行くも、断られ続け、悔しい思いばかり。当時は「漢字」というと「ダサい」イメージ強く、「それじゃ一般受けしないな。」「もっと売れそうなもの作れよ!」と言われ続ける日々。
しかし、「遊び心のある」「着ると楽しくなる」「他では見つからない」Tシャツにこだわって作り続け、「こだわりや楽しさを直接やり取りしながら分かってもらい、良い商品を適正な価格で提供しよう」と、インターネットでの販売にシフトした後、お客様もグングン増え始め、現在までに、北海道から沖縄まで日本全国の多くのお客様(海外のお客様にも)にご購入頂いております。
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聴けば....
某大手メーカーを飛び出され、大好きなTシャツ、そして和の精神を広めるべく、Anythingをスタートするも、何のツテもなく、いきなり出版社に電話をして、持ち込んでは、罵倒されたり、同情されたりする日々。
ここで、ひよってフツーのストリート系カジュアルに行きそうなものですが、そこで西村さんは、ますます「尖がってやる」と思ったらしい。
だからこそ、今のAnythingがあるし、そのTシャツに込めたメッセージも、ますます鮮烈になるのでしょう。