エレキギターとiPodの音をミックスする

バード電子「ギターミキサー DJ-4G」12,800円(税込)

iPodなどの音楽プレイヤーやゲーム機2台の音を簡単にミックス出来るiPod DJ Mixerから始まったバード電子のミニミキサーシリーズ、最新作は、iPodなどの音楽プレイヤーとエレキギターの音をミックス出来る、ギターミキサーです。iPodで好きな曲を流しながら、その曲に合わせてエレキギターで演奏、といった事がヘッドフォンで楽しめて、iPodとエレキギターの音量を自由にコントロール出来ます。

本体のほか、iPod用ケーブル、ACアダプター、ギター用ケーブル接続用アダプターが付属する

iPodとエレキギターのミックスが出来るグッズは、ありそうで意外にないのです。VOXの小さなヘツドフォンアンプにはAUX端子が付いているのでiPodを聴きながらギターの音もヘッドフォンから出せますが、音量をそれぞれの機器で行わなければならないので、結構面倒です。またギターにエフェクターを繋ぐ事が出来ません。ローランドのモバイルキューブなら、ギター他様々な楽器とiPodの共演が可能ですが、価格も高いし、サイズも大きいので、気軽に使うというわけには行きません(といっても、どちらもとても欲しいと思っているガイド納富ですが)。

その点、このバード電子の「ギターミキサーDJ-4G」は、手のひらサイズで場所を取らず、ギターとiPodの音量を簡単にコントロール出来る上に、iPodを繋がなければ、単にエレキギター用のヘッドフォンアンプとして使えるという優れ物なのです。ガイド納富は、このミキサーを入手して以来、仕事の合間の息抜きにと好きな曲に合わせてギターの練習をしているのですが、あまりに楽しくて、つい仕事が後回しになってしまって、とても大変な年末を過ごしています。困ったものです。

夜間でも気兼ねなくエレキギターが演奏出来る

本体背面。iPodなどを繋ぐPlayer端子、ギターを繋ぐGuiter端子、ヘッドフォン端子が並び、側面に電源用の端子がある

ギターミキサーの接続は簡単。ギター用のシールド以外は全てのケーブル類が付属しているので、すぐに使い始められるのも嬉しい所です。まず、ギターミキサーに付属のACアダプターを繋いで電源をとります。続いて、PLAYERと書かれた端子に付属のケーブルを使ってiPodなどのオーディオプレイヤーを接続。中央のヘッドフォン端子には普段愛用のヘッドフォン(iPodなどで使っているイヤフォンでもOK。写真ではシュアの「SE530」を使用しています)を繋ぎ、GUITER端子にエレキギターのケーブルを差込みます(付属のアダプターで通常のギター用のシールドを差込めます)。

接続例。写真ではACアダプターをまだ繋いでいない状態

後は、ギターとiPodの音量を本体に付いているボリュームつまみで調整して、ギターを弾くだけ。ヘッドフォンからは弾いているエレキギターの音とiPodの音が混ざった状態で聴こえます。このボリュームつまみは、フェンダーのエレキギターに使われているものと同じ形状のモノが使われているあたりが、バード電子のこだわりです。

ギターまで繋ぐと、こんな感じ。かなりコンパクトにまとまっている

エレキギターはアンプに繋いで弾かないと練習にならないのですが、大きな音を出すのは近所に迷惑になります。その点、このギターミキサーを使えば、思いっきり弾いても音は外に漏れません。今回使ったSE530のような遮音性の良いヘッドフォンを使うと、とても集中出来て、しかもギターの音、iPodの音が明瞭に聴き分けられるので、のめり込んで練習出来ました(そのせいで時間を忘れて弾いてしまって、後で大変な目にあうのですが)。

エフェクターを使ったり、ベースギターにも使える

間にエフェクターも接続できる。写真はギターだけを繋いでヘッドフォンアンプとして利用中

ガイド納富が最近愛用しているのは、フェルナンディスのZO-3芸達者というアンプ内蔵のギターです。しかし、このZO-3、古いモデルなのでヘッドフォン端子が付いていません。普段は、内蔵のアンプで音を出しているのですが、夜はそうは行きません。その際にも、このギターミキサーがとても役に立つのです。しかも、エフェクターを繋ぐ事も出来るので、スモーキーアンプを間に入れて、ディストーションが効いたハードなギタープレイを、深夜、誰にも迷惑をかけずに弾く事が出来ます。

ガイド納富が色々試した所、エレキベースにも使えました。また我が家にある謎のピックアップ付き木製三味線(つまりエレキ三味線です)を鳴らす事も出来ました。ヘッドフォンは、やはり密閉型やカナル型などの、遮音性が高いモノが良さそうです。今回使ったシュアのSE530は、大音量にも歪まず、ギターの音を気持ち良く鳴らしてくれて、しかもiPod側の音もクリアに再現してくれるなど、モニターヘッドフォンとして、とても高い能力を発揮してくれました。

ガイド納富の「こだわりチェック」


とにかく楽しいギターミキサーですが、唯一のネックはACアダプターによる電源が必要なこと。しかし、その点もバード電子では解決済みでした。別売のUSBパワーパック(1,600円・税込)を使えば乾電池での駆動が可能。好きな場所でギタープレイが楽しめる。やはり、ギターを弾くためにいちいちコンセントから電源をとるのは面倒だし、ギターを弾こうというモチベーションも削られてしまいます。

さらにバード電子では、ボーカルとiPodをミックス出来るボイスミキサーも発売するそうです。iPodの音に合わせて、エコーが効いたボーカルを楽しめるそうで、こちらも楽しみ。さらに、iPodにギターとベースなど、二つの楽器がミックス出来るものなどが発売されれば、ヘッドフォンを使って、深夜のセッションなんかも楽しめるようになります。ちょっとしたアイディアの製品ですが、ここから様々な音楽遊びが生まれそうで、その可能性も含めて、とても楽しい製品だと思うのです。

最近の教則本にはCDが付属しているケースも多く、その練習用CDに合わせてギターが弾ければ、上達も速いはずです。ガイド納富は、この年末年始、このギターミキサーを使ってたっぷりとギターを弾いて過ごそうと思っています。そして、上手くなったら、今度はオールドのギブソンが欲しいなあとか、そんなことを考えているのでした。
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