場所を取るけど手放せない「本」をどうする

YOMUPARA「新書収納Box」
10箱1,800円(税込・送料別)

例えば、好きなコミックスでも実際に読み返すのは年に3~4回。これが、例えば「こちら葛飾区亀有公園前派出所」だったりすると、全巻を読み返すなんて一生に何度あるかどうか。そんなことは分かっているのですが、だからといって手放せないのが「本」だったりします。

特にコミックスは冊数が多く、普通に書棚に置いていくとスペースはいくらあっても足りません。また小説などでも、新書判の本は気がつくとすぐに入手不可になっていたりしますし、かつては版元が末長く出版し続けるためという名目で作られた、つまり「絶版にならない」がウリのはずだった文庫でさえ、あっという間に手に入らなくなってしまいます。

いわゆる「お宝文庫本」みたいなものが、その解説書さえ出版されるほど増えていることを考えると、「文庫だから読みたくなったら、いつでも買えるさ」と簡単に手放すことは出来なくなっているのです(と考えるのは、ガイド納富だけではないと思うのですが…)。図書館などでも、文庫や新書は入荷も少なく、本も傷みやすいため、必ずあるという保証はありません。

ということで、なるべく少ないスペースに沢山の本を収納しつつ、取り出したい時はスムーズに取り出せるような収納の方法は無いかと考えるのですが、中々「これ」という方法が見つかりませんでした。ところが、この難問をかなりの高得点で解決し、その方法を販売して下さるショップがありました。世界でも珍しい、読書周辺グッズの専門店「YOMUPARA(ヨムパラ)」さんの「新書収納Box」です。

ジャストサイズの段ボールをオーダーしたこだわり

文庫本なら縦に三列収納することが出来る

この「新書収納Box」は、早い話が、新書サイズの本を二列に、文庫サイズなら3列に、ぴったり収めることが出来るサイズの段ボール箱です。そう言ってしまえば身も蓋もないようですが、とりあえず、今まで「本をぴったりと収めることができる段ボール箱」なんて、この世になかったのですから、この存在はとても大きいと思うのです。

例えば、普通の段ボールに本を入れると、どうしても本を積み重ねて入れることになり、箱を開けても中を取り出さないと、何が入っているか分かりません。目的の本を取り出すにも時間がかかります。

でも、この「新書収納Box」は、新書や文庫を背表紙を上に向けてズラリと並べることが出来るので、箱を開ければすぐに目的の本を取り出すことが出来ます。サイズに無駄がないので、置き場所も最小限で済みますし、段ボールだから、不要になった時の処分も簡単。環境にも優しいわけです。

文庫を2列に収納できる「文庫収納Box」(10箱入り1800円)

「新書収納Box」で、文庫の収納も行えますが、文庫メインの方には、専用の「文庫収納Box」もあります。こちらは、文庫がキレイに二列に並び、しかも長辺の長さが45cm。日本の収納家具は90cm単位で作られていることが多いため、押し入れなどへの収納がしやすいサイズになっています。

キレイに並べるための小さなアイディアが秀逸

底板と仕切り板で本をキレイに傷みにくく保存できる

この「新書収納Box」「文庫収納Box」には、箱の他に仕切り板と底板の二枚の付属品が付いています。底板は、箱の底の凹み部分に置くことで、本の背がキレイに揃い、凹み部分で本が傷むことを防ぎます。仕切り板は、二列に並ぶ新書の間を仕切ることで、本を取り出しやすく、また、小口同士が擦れて傷むことを防いでくれます。

ちょっとしたアイディアですが、こういう細部にも気を遣って作られているのを見ると、作り手の本への愛情が感じられて、本好きとしては、とても嬉しくなるものです。それは、箱の高さの設定や、前述した45cmで作るといった部分にも表れています。


ガイド納富の「こだわりチェック」

さらに、この「新書収納Box」を作った「YOMUPARA」の主催者石田豊さんに、より便利に収納するための使いこなし方を教えていただきました。それが、下の写真です。

中の本の写真を貼り付けておくと、さらに便利

つまり、箱に収納したら、その背表紙の列をデジカメで撮影。それをプリントアウトして、箱に貼り付けておくのです。これだけで、箱を開けることなく、中にどの本が入っているか一目で分かります。リストを作るのは大変ですが、写真を撮って、それをプリントして切り抜いて貼るだけなら簡単です。紙を貼り付けても大丈夫な気がするのは、段ボール箱ならではでしょう。

ただの段ボール箱のようですが、こういう「特定の目的に合わせた大きさの箱」というのは、普通に売っているものではありません。こういうものが欲しいと考え、それをオーダーメイドする人がいて、初めて安価に私たちの手に入ります。それも、きちんとその便利さを理解して、細部までこだわって作れる人でないと、中途半端なモノが出来てしまいます。だからこそ、この箱の完成度の高さは凄いことだと思うのです。


<関連リンク>

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