確かに、毎シーズン各ブランドが新作バッグを発表して、それを追っかけてばかりいては予算的に大変です。メンズ以上に種類も豊富なレディースはなおさらのこと。彼女に新作バッグをねだられるたび、ひやひやしている方も多いことかと思います。そこでバッグを買うときに提案したいのは、トレンドをとりいれつつも、耐久性、機能性にこだわり、何シーズンでも使えるものを選択することです。
バッグのトレンドは大きめ!
ここ何シーズンかメンズバッグ市場でトレンドとなっているのが大きめサイズのバッグ。1泊くらいの旅行ができるのでは? と思わせるくらい大きめのバッグを普段持ちとして使うのがポイント。大きめバッグのトレンドは、収納力があるという利便性から、一過性のものではなく、ここしばらく続きそうです。書類はもちろん、薄手のコートくらいなら楽々入れられるタイプのものは、タウンユースとしても機能性抜群。一度手にすれば、その便利さに手放せなくなるはずです。
しばらく続きそうな、大きめバッグのトレンド。自分の目的に合ったバッグ選びを。 左/アルフレッド・バニスターのバッグ3万6750円、右/アルフレッド・バニスターのバッグ1万6800円(ともにアルフレッド・バニスター代官山店) photo:石井幸久(m.m.blue) |
色と素材もチェックのポイント
トレンドをおさえたら、購入の際のチェックポイントは色と素材。普段、革靴を履く事が多く、バッグの素材を革にするなら同じ色、同系色を選ぶことが鉄則。よく見かけますが、くれぐれも黒い革靴に茶色のバッグを持つことはないように気をつけましょう。相当なスタイリングテクニックがない限り、革で黒と茶を同時に合わせることはできないということを覚えておいてください。もうひとつ色選びで見ていきたいのが、時計のベルトの色との相性です。レザーのベルトのときは、バッグも同じ色をチョイスすれば難なくまとまります。またチャックの色など、バッグの金属部分の色と時計の本体の素材と合わせるのも手です。時計がシルバーなら、バッグに使われている金具もシルバーという具合に。その際、ズボンのベルトのバックルの素材も合わせる事をお忘れなく。
次のページでは、バックの機能性と耐久性について解説します。
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