再び脚光を浴びる黒縁メガネ(2ページ目)

火付け役はレイバンの名作、ウェイファラー

そもそも黒縁フレームの復活は、ここ何シーズンかで世界のストリートからブレイクしたレイバンのサングラスが始まり。80年代から90年代の初頭のファッションがリバイバルする中、サングラスのトレンドもファッションの流れと同じく時代懐古の動きが。

そこで、人気が集中したのがレイバンの名作ウェイファラーです。ご存知の方もいるかと思いますが、ボブ・デュランがお決まりのように付けていたり、トム・クルーズの懐かしの青春映画「卒業白書」のポスターでお馴染みのモデルです。

ローテクな黒縁メガネに注目

もはやウェイファラーが定番化したニューヨークで、次なるファッションアイテムとして人気が出たのが黒縁メガネ。度が入っていなく、完全にファッションアイテムとして活用している方もいます。軽量フレームなどハイテクメガネが出ている一方、ローテクな感じがするレトロな黒縁の眼鏡に回顧するあたりは、ファッションそのものは新しい時代の流れを作るものでありながらも、時代の流れに逆行するという特徴が感じられ、逆説的なおもしろさが見え隠れします。

草食系男子なる言葉が注目されている昨今。全面にみなぎる男らしさがセックスシンボルとならない現代において、あえてナード（おたく）なイメージの黒縁メガネをファッションとして楽しむ。そんな感覚は現代の男子に共感できるもののはず。スーパーマンならず、黒縁メガネを駆使して、オシャレな自分を目指して変装してください！

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