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2008年メンズバッグはデカくなった!?(2ページ目)

メンズバッグは定番的なものが多いのですが、今年はトレンドが出てきました。それはサイズの大きなデカバッグ。女性に人気のエディターズ・バッグの男性版となるのでしょうか?

首藤 眞一

執筆者:首藤 眞一

メンズファッションガイド

今年の流行はデカバッグ

今年のメンズバッグのトレンドを一言でいうと、“大きなサイズ”です。メンズバッグで大きなサイズのものと言えば、ちょっと出張に行くときに使うようなボストンバッグでした。今年はそのボストンバッグくらいの大きさのバッグを普段使いで持ち歩くのがトレンドなのです。これは明らかにレディスのエディターズ・バッグの影響だと思われます。
このようなメンズのサイズの大きなバッグ、デカバッグはデザインも洗練され、バック自体も軽て持ちやすく、書類や携帯品がたくさん入り、出し入れしやすく設計されています。

デカバッグのタイプとしては、主流はハンドルがついたボストンバッグタイプ。しかし、海外で流行しているメッセンジャーバッグ(NYでメッセンジャーと呼ばれる自転車で書類などを届ける配達人がもつ大きなショルダーバッグ)やスポーツタイプのショルダーバッグも人気が出そうです。また、手提げにもでき、肩にもかけられるハンドルとショルダー・ストラップが両方ついたタイプもあります。
デカバッグの大きさはボストンバッグくらいの大きさ。普段使いで大きなバッグを持つのが今年の流行です photo:石井幸久(m.m.blue)

トートからショルダーにスイッチ

ここ数年、メンズバッグではトートが人気でしたが、昨年あたりからその流行にも変化の兆しが見えています。トートバッグというのはハンドル(持ち手)のついた手提げ鞄のことですが、その使いやすさとコーディネートのしやすさで男性の間でも愛用する人が増えました。

ところが、昨年あたりから肩にかけるショルダータイプのバッグが人気となってきています。メンズバッグのサイズが大きくなる傾向にある中、バッグが大きくなれば、手提げでは持ちにくくなるのでショルダーバッグの需要がこれからますます増えていくでしょう。トートバッグをビジネスユースに使用している男性は多いと思いますが、これからはスーツ姿に大きなショルダーバッグを肩にかけて出勤する男性が増えてくると思います。

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