ホワイトデーがやってくる
バレンタインデーのお返しをするのがホワイトデー。今や男がホワイトデーに女性にギフトを贈るのは当たり前。でも、何を贈るべきか悩む男性も多いのでは? |
ご存知のとおり、ホワイトデーは男性がバレンタインデーにギフトをくれた女性にお返しをする日。今やこのホワイトデーは、全国の菓子メーカー、百貨店などを巻き込んだ日本の一大ギフトデーになっている。まるで、ホワイトデーにギフトを贈るのは、日本の男の義務だといわんばかりだ。しかし、このホワイデーというイベント、実は日本だけのもので、欧米にはない習慣なのだ。
ニューヨーク流 バレンタインは男が女に愛を告白する!でも紹介したように、欧米ではバレンタインデーに男性が女性にスイーツなどの贈り物をするのが慣わしで、3月14日は特に何もしない。
何をお返しするか、それが悩みだ!
ホワイトデーの贈り物で代表的なものは、お菓子やキャンデーなどのスイーツだ。 |
バレンタインデーを過ぎてデパートの催事コーナーに行けば、ホワイトデー・ギフトと称してマシュマロ、ケーキ、チョコレート、キャンデーなど様々なスイーツが売られている。しかし、男としては、舌の肥えた女性を満足させるスイーツは何なのかサッパリ分からないのではないか?
そこで、今回はそんな男性のために、ニューヨークで人気の高いスイーツをいくつか紹介しよう。お菓子に興味がない男性が最初にビックリするのは、その値段かもしれない。職人技が生かされた芸術的なスイーツや伝統的なお菓子は手間ひまかけて作られるだけでなく、海外から空輸便で届けられるものもある。だから、日本では割高になってしまうのだ。
「これだけなのに、こんなにも払うの!」などと言わずに、ホワイトデーには本格的なスイーツをさりげなくスマートに贈ってみてはどうだろうか?
舌の肥えた女性も満足するスイーツその1
以下に、紹介するニューヨークで人気のスイーツは日本でも購入可能なものを選んだ。ぜひ、今年のホワイトデーギフトの参考にしていただければと思う。甘いものには目がない、彼女やかみさんもきっと喜んでくれるだろう。また、これらのギフトであなたのセンスの良さをアピールしていただきたい。■TEUSCHER トイスチャーのシャンパントリュフ
トイスチャーのシャンパントリュフは、ニューヨークでも大人気。値段も高いが、食べてみればそのわけも分かる逸品。スイーツにうるさい女性もお気に召すだろう。 |
スイスのチョコレートメーカー「トイスチャー」のイチオシはシャンパントリュフ。ニューヨークマガジンで1000種類のトリュフの中から見事1位に輝いた逸品だ。なんでもこのシャンパントリフ、高級シャンパンのドンペリニョンをシャンパンクリームに使用しているとのこと。厳選された素材と最高のシャンパンで作られたトイスチャーのシャンパントリュフは、高島屋でホワイトデーのギフトとして販売されている。
■DEAN AND DELUCA ディーンアンドデルーカのドラジェ
ディーンアンドデルーカのドラジェは、イタリアの伝統的なアーモンド菓子。ピンクとブルーがあり、彩りがきれいだ。 |
ニューヨークの高級フードストア、「ディーンアンドデルーカ」のオススメは、ドラジェというお菓子。アーモンドを砂糖で包み、彩りも鮮やかだ。もともとイタリアのシシリー島の手作り菓子だったドラジェは、今ではヨーロッパ各国で祝い事に欠かせない贈り物とされている。日本のディーンアンドデルーカでも販売されている。
舌の肥えた女性も満足するスイーツその2
■RICHART リシャールのペティート・リシャール日本の女性にもファンの多いリシャール。その中でも、食べるのがもったいないくらい繊細なデザインの施されたペティート・リシャールがホワイトデーのギフトにオススメだ。 |
フランスのリオンに本店のあるリシャールというチョコレート専門店。そのペティート・リシャールは、まるで宝石のようなチョコレートだ。職人技によってひとつひとつ丹念に描かれたショコラの繊細なデザインは芸術品のように美しく、食べるのがもったいないくらい。
※日本撤退済み。
■LA MAISON DU CHOCOLAT ラ・メゾン・デュ・ショコラのマロングラッセ
ラ・メゾン・デュ・ショコラのチョコレートが美味しいのは言うまでもない。それに加えて、マロングラッセなどのスイーツがオススメ。本場フランスの逸品だ。 |
1977年にパリでオープンしたラ・メゾン・デュ・ショコラ。今では、ニューヨークのマディソン街、東京の表参道などにもショップがあり、世界の代表的なショコラのメゾンとなった。極上の素材を使ったシンプルなチョコレートやトリュフはもちろんオススメだが、ホワイトデーの贈り物にはマロングラッセなどのスイーツをイチオシしたい。
【関連記事】