京都のSinnerというお店
作業している小栗栄太さん。2008年より独自の裁断、縫製方法による新たなBespoke Suitを展開する。 |
京都に店舗に構えるSinner(シナー)はビスポークスーツをはじめ、ビスポークシューズを取り扱っている。
Sinnerのビスポークスーツを手掛けるのはオーナーであり、職人である小栗栄太(おぐりえいた)さんだ。
お店を構えた当初は職人に縫製をお願いしていたそうだが、そのうち自らスーツを仕立てる職人として修行を始める。
もともと資質があったのか努力によるものなのか、針をもって数年で丸縫いの職人として注文をとるようになった。
現在でも小栗さんはテーラリングに関してとても研究熱心で、いろいろと試行錯誤した結果、独自の裁断方法と縫製技術を習得する。
そして2008年よりこの技術を生かしたビスポークスーツを新たに展開しているのだ。
ちなみに小栗さんが丸縫いするビスポークスーツのラインは、採寸から裁断、仮縫い、着せ付け、補正、本縫いまでの全工程を彼が行っている。
次のページは、「独自の裁断と縫製方法を採用」です