ポロ バイ ラルフローレン
いつ買ったか覚えていないポロのネクタイ。持っているだけで幸せな気分にしてくれる、そんなミラクルなブランドですね。ラルフローレンとネクタイは関係が深いから、ネクタイだけでも買ってくださいね。私物。 |
ブルックス ブラザーズが日本に上陸してきたとき、すでにラルフローレンは日本で展開していたはず。
1980年代、ポール・スチュアートと並んで、トラッドブランドのなかではトップクラスの価格だったため、高くて買えなかった記憶がある。
1980年前後のニューヨークトラッドを引率したのは間違いなくラルフローレンだった。個人的にはサル・セザラニに惹かれたが、知名度では圧倒的にラルフローレンだった。
ウディ・アレンが主演した映画「アニーホール」の衣装を手掛けたのは有名な話。今見ても面白い映画なのでおすすめ。
ラルフローレンはクロージングだけではなくて、オールドマネーのライフスタイルをわかりやすく提案した人だった。
デザイナーとしてこれほど成功した人はいないわけだし、やっぱり凄い人なのだ。
こういう成功した人の名を記したアイテムは時代に関係なく手放せない。お守りのような感じかな(笑)。
中古市場でも人気があって、それなりの価格で売られている。こんなパワーのあるブランドは数少ない。
ティファニー
今年の2月に買ったばかりのカフリンクス。買った直後に値段が上がりました(笑)。上がってもお手頃なので買ってくださいね。百貨店内の直営店で購入。私物。 |
「何をいまさら」という声も聞こえてきそうだが、都内のティファニーの店内は雰囲気もいいし、クリスマスシーズンの混みようは、DCブランド全盛期の丸井のバーゲンを彷彿させるものがある。
べつにセールになっているわけではないのに・・・。
じつは今年に入って、ヒラリー・ローダム・クリントンの演説を公式サイトで見て、「アメリカはやっぱり凄いな~」と、彼女の洗練かつ考慮された服装と演説ぶりに感心してしまった。
心はなぜかニューヨークを象徴するティファニーに・・・。昨年暮れに庭園美術館で開催されたティファニー展を見たことも影響していると思う。
ティファニーはカルティエや、ヴァンドーム広場界隈の宝飾ブランドとは異なり、店内に入りやすいし、実際シルバー製品は価格もお手頃。人気が出ないわけがないのだ。
デザインに柔軟性があり、レディスだけでなくメンズにも力を入れている稀有なブランドなのだ。腕時計ブランドでたとえるならボーム&メルシエに近いかもしれない。
で、買ったのが「リターン トゥ ティファニー」のシルバー製カフリンクス。目立つところにロゴが刻印されているのはどうかと思うが、ティファニーとBVLGARI BVLGARI(ブルガリ)は許す。
最近ではチタンを使ったカフリンクスも展開していて、目が離せないブランドなのだ。
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