メンズファッション/メンズファッション関連情報

2007年メンズファッション総集編 前編(3ページ目)

2007年のガイド記事の総集編です。前編では靴、シャツ、ネクタイを紹介します。ガイド記事では紹介しきれなかった靴とネクタイのブランドも載せました。

倉野 路凡

倉野 路凡

メンズファッション ガイド

流行に流されない「王道スタイル」を、メンズファッションに精通するガイドが伝授。

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リストルージュのシャツ


リストルージュのシャツ
シャツ地のクオリティーと縫製の丁寧さがとても気に入った。国内のオーダーシャツに比べると価格は高いが、それだけのものはあると思う。

今年オーダーしたシャツのなかで、一番気に入っているのがフランスのリストルージュのシャツだ。

スーツ用ではなく、カジュアルに着ることを前提にしてオーダーしたのが良かったのかもしれない。

洗練された色で構成されるタッターソールチェックや、ショートボタンダウンカラーなど、1980年代のフレンチアイビーのイメージで作ってもらった。

また、アイビーに目覚めた頃によく着ていたJ・プレスへのオマージュとして、フラップ付きの胸ポケット仕様にしたのも正解だった。

リストルージュのシャツの衿型
こちらが衿型のサンプル。ショートボタンダウンカラーの衿型がなんとも新鮮ですね。1980年代初頭を思い出してしまいます。当時はミスターメンクラこと、田中カールのファンでした。

マシンメイドであるが細部まで手を抜いていない丁寧な縫製には感心してしまった。以前に谷シャツで作ってもらったシャツと同程度の縫製だと思う。

[関連リンク]
リストルージュのシャツを紹介した記事

リッドテーラーのシャツ


リッドテーラーのシャツ
インポートの生地を使って、袖口をダブルカフにしてアンダー2万円なので、けっこうお得。着心地に関係ないところは潔く省略して、要のところはしっかり縫製している感じで好感がもてる。

これとは対照的にスーツに合う保守的な白いシャツをリッドテーラーで作ってもらった。ワイドスプレッドカラーにダブルカフ仕様という普通のデザイン。

シャツ地は素肌に着たときに気持ちがいい、インポートのロイヤルオックスフォードを選んだ。シャツの価格は1万8900円だったが、価格のわりに縫製も丁寧なのでおすすめしたい。

ちなみにリッドテーラーはシャツ屋ではなく、スーツやジャケットのオーダーをメインとする注目の仕立て屋である。

[関連リンク]
リッドテーラーを紹介した記事

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