最終的に残るのはシンプルなネクタイ
最終的に残るのはこういう古典柄のネクタイだと思う。左2本/ブルックス ブラザーズ、中央/ポロ・バイ・ラルフローレン、右2本/テーラー・ケイドのオリジナル。右2本以外はけっこう古い。私物。 |
気に入ったネクタイは何度も締めるが、そうでないネクタイは年に1度も出番がないということもある。
そういうネクタイは売ったり、あげたり、捨てるなどすればいいのだが、いつか締めるだろうと思ってずっと保管してしまうものだ。
先日、意を決して10本ほどネクタイを処分した。ちょっと色が派手だったり、購入した当時の流行が濃厚なものなど、今では絶対に締められないものばかり(笑)。
残ったネクタイは無地が多く、次いでペイズリーとドット、レジメンタルストライプの順である。
もともとトラッド好みということもあるが、最終的に残るのはやはりベーシックなデザインのものばかりだ。
遠くから無地に見えるネクタイはとても上品。着用回数が多いのも無地系のネクタイだ。左2本/ターンブル&アッサー(国内での縫製)、右3本/シャルベ。すべて昔のもの。私物。 |
さて、ビジネスマンはネクタイを何本所有すればいいのか? さすがに2~3本というのは少ないだろう。
やはり10~20本くらいは持っていないとシャツやスーツとのコーディネートもうまくいかないはず。
百貨店やセレクトショップのセールを狙えば安く購入できるのだが、気軽に買える分、あれもこれもとつい買い込んでしまい、本当に必要なネクタイを見逃してしまう。
ネクタイ選びに自信がないという人は、日頃マメにショップを覗いたり、雑誌やネットで好きなブランドを見つけておくことも大切だ。
そのブランドを中心に、本当に必要なネクタイを少しずつ集めていくのが賢い買い方だ。
ネクタイブランドもシーズンごとにテーマがあったりするが、年間通して同じようなテイストのデザインだと思っていい。
まず最初に買うべきデザインは古典柄と無地のものだろう。セールやアウトレットという特別な場合を除いて、7,200円~16,800円の価格帯が一般的。
なかには2万円以上というネクタイもあるが、1万円前後で上質のものは購入できる。
※このページのネクタイはすべて私物です。
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