通常のドレイクスのものとは異なり、英国らしい紋章をモチーフにしたラベルが付く。 |
簡単にブランドの歴史を説明すると、デザインを担当するマイケル・ドレイクと、経営を担当するジェレミー・カーリントン・ハルによって1977年に設立したブランドで、ネクタイやマフラーが有名です。
マイケル・ドレイクは自らのブランドを立ち上げる前は、アクアスキュータムでデザイナーとして活躍していた人物です。
カレッジ&スポーツデザインに注目!
ケーブル編みマフラー。ラムウール75%×アンゴラ25%。25×160cm。価格2万3100円。 |
これまでこのタイプのものはストライプのスクールマフラーがよく知られていたけれど、ドレイクスのものはしっかり編み込んだ本格的なニットタイプで、クリケット・セーターを思わせるケーブル編みが英国好きにはたまりません!
今回のイタリアのPITTI(展示会)でも人気を博したマフラーで、クラシックなテイストをデザインに盛り込んだところが面白いですね。素材はお得意のラムウール75%とアンゴラ25%の混紡。
ボーダー柄ニットマフラー。ラムウール100%。25×160cm。価格2万1000円。 |
素材はラムウールのなかでもジーロンという品種のものを使用しているため、とても柔らかな手触りです。
また、ラベルを見ると、通常のドレイクスのものより大きく、英国らしい紋章になっています。
デザインの源泉は、マレーヴィッチの作品
カジミール・マレーヴィッチからインスピレーションを受けたマフラー。ラムウール75%×アンゴラ25%。30×170cm。価格1万7850円。 |
この画家はシュプレマティズム(至高主義)を提唱し、ロシア美術界に大きな影響を与えたことで知られていますね。
ここでは紹介していないけれど、正方形を描いたマフラーなんかもあります。
で、このマフラーは表と裏が異なる色を使ったダブルフェイス(リバーシブル)になっていて、その日のコーディネートや気分次第でどちらでも使える実用的なものです。ビジネススーツに合わせてみるのも面白いかも。