シャツ職人が手掛けるオリジナル パンツ


GINZAナカヤ店内
GINZAナカヤの店内はけっこう明るく入りやすい。入口のすぐのところにセパレート パンツがずらりと並んでいる。
オーダーシャツで有名なGINZAナカヤ創業は1904年と銀座のなかでも老舗である。じつはオーダーシャツ以外にも逸品があって、オリジナルの「セパレート パンツ」(以下トランクス)がそうだ。

昔からの呼称なので現在でもこう呼んでいるのだが、デザインはいわゆるボクサー型のコットントランクスである。

こちらはオーダーではなく既製品だが、このトランクスも歴史があり、昭和25年~27年頃には製造販売していたという。

現在でこそシャツ屋がトランクスを作ったりしているが、その先駆けはナカヤだったのだ。


セパレート パンツの棚
セパレート パンツの棚は各サイズごとに分けられている。
このトランクス、S、M、Lサイズの場合で1枚2835円、XL、XXLで3150円、XXXLで3465円する。量産トランクスに慣れた諸兄は高い! と感じるはずだ。

しかしこのトランクスには80番~140番双糸の高級シャツ地が使われている。

番手表示されているわけではないが、ストライプやチェック、無地などの柄に加え、ブロードクロスやオックスフォードなどが揃う。


セパレート パンツの棚
かなりバリエーションが豊富だ。ただし1点ものしかなかったりするので、気に入ったデザインのものは即購入したほうがいい。
1点ものが多いものの、種類は豊富に揃っていて、生地や柄、織りに関係なくすべて同じ金額だ。

それがかえって選ぶ楽しさにつながったりするから不思議である。

このように高級シャツ地を使っているというのも魅力だが、縫製がナカヤのオーダーシャツと同じ職人によると聞けば、さらにお買い得という気がしてくる。

もちろん既製品には違いないが、高級シャツ地とシャツ職人の手仕事というなんとも贅沢なトランクスなのだ。


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