妖しく輝くガルーシャ・・・。
ガルーシャの時計ベルト。これまで革小物やウエスタンブーツで黒色はよく見かけていたけど、こんなに綺麗な色ははじめて。とってもラグジュアリーな時計ベルトといった印象です。意外と耐久性に優れている革らしいですね。また、裏面が異素材というのも面白いと思う。 |
この時計ベルトは既製品ではないので展示してある商品に穴は開いてない。購入後、手首のサイズを採寸してもらって、たった一つの穴を開けるのである。憧れの一つ穴ですね。
現在、時計のベルトに適した革はさまざまあるが、ピエール氏が得意とするのはガルーシャとアリゲーター、コックスフット(にわとりの脚革)、シャークスキンなどである。
ガルーシャ(Galuchat)は英語のスティングレー(Stingray/アカエイの背革)、シャグリーン(Shagreen/粒起なめし革、サメ革、アカエイ革)のことで、パールのような独特の水玉模様と光沢、耐久性があることで知られている。
こちらはアリゲーターの時計ベルト。時計ベルトでは定番の革だけど、一つしか開いていないベルト穴というのは、なかなか贅沢でよろしい。オーダーしたいなあ~。 |
さて、このエイ革はフランスでは18世紀から装飾に使われだし、国王ルイ15世も愛したとか。
また当時の革職人ジャン・クロード・ガルーシャの名にちなんで、エイ革製品のことを総称して“ガルーシャ”と呼んでいるようだ。
たとえば表はガルーシャで、裏はアリゲーターといった具合に、異素材の組み合わせが面白い。それにしてもこのガルーシャの妖しい輝きはなんなのでしょう・・・。既製のものに飽きてしまった貴兄におすすめしたい逸品である。
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