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スコットランドのハンドフレームニットメーカー マカラスターの本格ニットを着る

スコットランドのニットメーカー、マカラスターのニットを紹介しよう。大量生産に頼らず、ハンドフレームニットにこだわり続けるブランドである。素材感、色、柄ともにスコットランドの匂いが漂う。

倉野 路凡

執筆者:倉野 路凡

メンズファッションガイド

ハンドフレームニットにこだわるマカラスター


マカラスターのタグ
1981年にスコットランドで創業。まだ知名度は低いが、ハンドフレームニットにこだわる本格ニットメーカーなのだ。
マカラスター(MACALASTAIR)は、3代にわたってニットウエアを製造してきたマッキノン家のアラステアー・マッキノン氏によって、1981年にスコットランドのグラスゴーで設立したニットメーカーである。


ボーダーのセーター
ボーダーのセーター。この秋の新作ニット。ウール70%、アンゴラ30%。4万2000円。
英国といえばニットが有名だが、すべてのメーカーがマカラスターのようにこだわって作っているわけではない。同社の魅力はなんといってもハンドフレームのニットウエアにある。

このハンドフレームとはオートメーション化による大量生産品とは異なり、熟練した職人が編み機を手で作動させる、きわめて本格的な作業工程を必要とする生産方式なのだ。


ケーブル編みのカーディガン
ケーブル編みのカーディガン。ウール100%。2万9400円。
そんな昔ながらの編み方から生まれるニットは編み地に風合いがある。

その風合いをさらに引き立てているのが、同社が得意とするスコットランドの伝統的な柄やモチーフを生かしたジャカード編みとケーブル編みである。


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