スーツ・ジャケット/スーツ・ドレスビジネス

着こなしの基本 アクセサリー編

メンズのアクセサリーは限りなく控えめであること。上質のものをさりげなく身につけてこそお洒落上級者だ。

ビジネスには地味めのソックスがおすすめ

タイ・クリップとタイ・バーはネクタイにすべきかどうか? ごくシンプルな形状のものなら付けていいと思う。とくに「アメリカン・コンチネンタル」スーツと相性がいいようだ。細身のネクタイに着用するのがやっぱりカッコいい。映画『バンド・ワゴン』のなかでフレッド・アステアはニットタイにつけていました。

ただし陶製のデコラティブなものやダイヤ入りは避けること。スターリングシルバーなどのシンプルなものがおすすめだ。

ソックスは黒かネイビー、チャコールグレーが基本色。アステアは映画『パリの恋人』のなかでピンクのソックスを履き、オードリー・へプバーンを楽しませたものだ。

地味めのソックスがおすすめニューヨークのデザイナー、アラン・フラッサーも派手なソックスがお好きなようだが、普通のビジネスマンはやや薄手の地味なソックスが無難だろう。

脚を組んだときにスネ毛が見えないように長めのロングホーズをおすすめしたい。海外ブランドものはちょっと高いが国産ブランドなら高品質なうえ比較的安価に購入できる。


上品なゴールド・ブレスをさりげなく

クロム・ハーツに代表されるシルバーのブレスレットはレザーやデニムには相性がいいようだが、スーツにはちょっと下品過ぎる。しかし細身のゴールド・ブレスレットはスーツに合わせてもいいのではと思う。

ただし、ディスカウントショップでグラム売りしているタイプではなく、アンティークやシンプルなデザインのものに限っての話だ。

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