イーブリン・ウォーが上梓した小説、『Brideshead Revisited(ブライズヘッドふたたび)』は、1924年のイギリスを描いた名作です。その映画化に伴い、主役に抜擢されたのが、英国の若手俳優マシュー・グッドです。主役のチャールズ・ライダーを演じた彼は、現代紳士のあるべき姿を示していました。

そのマシュー・グッドを、2007からブランドの顔として起用しているのがHACKETT LONDON(ハケット ロンドン)。英国スタイルの象徴として、ヨーロッパを中心に世界各国で展開しているメンズブランドです。昨年にブランド創設25周年を迎え、この春夏シーズンから日本への本格上陸を果たしました。

歴史を感じることのできるショップデザイン

 HACKETT LONDON
ハケット ロンドン 丸の内店の外観。品の良いネイビーが目印です。

そして、その象徴が、日本初の直営店として仲通りにオープンした、ハケット ロンドン 丸の内店です。カジュアルウエアからアクセサリー、スーツまでをトータルにラインナップ。真の英国スタイルを感じることができるショップとなっています。

デザインコンセプトは、ジョージアンスタイルにフォーカスしたロンドンのジャーミン・ストリート店から着想を得たもの。特にジョージアンスタイルの代表的な建築家、ジョン・ソーンのシンプルでクラシックながら力強さのあるスタイルを取り入れています。

 HACKETT LONDON
ジャケットやスーツも豊富にラインナップ。現代人の装いを、昼から夜までスムーズにサポートしてくれます。

また、創業初期から最近の出来事まで、HACKETT LONDON(ハケット ロンドン)というブランドが進化してきた歴史が、写真やイラストで展示されています。例えば、ショップの壁を覆う古いビスポーク・スーツの型紙には、顧客の名前や走り書きしたメモがそのまま残されており、こんな細部にこそ、ブランドの持つ強い個性とアイデンティティーが映し出されています。

さらに、イギリス本国をはじめヨーロッパでも限られた直営店でしか行っていないスーツ、ジャケット及びトラウザーズの「パーソナルテーラリング」(パターンオーダー)も今秋から受け付けを開始するようです。

次のページでは、カジュアルラインを中心に、さらなる魅力を掘り下げます。