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WindowsとMacの違いを付属ソフトで確認する(3ページ目)

WindowsとMacは基本ソフト(OS)から異なるパソコンですが、そこで使われるソフトはどのように違うのでしょうか。ここではMac OSX Snow LeopardとWindows 7のそれぞれに付属しているソフトについての比較を行いました。

内川 功一朗

執筆者:内川 功一朗

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動画を見る

Windows 7には、Windows MediaPlayer(以下、WMV)の最新版であるバージョン12が付属しています。旧バージョンではDVDビデオ再生に必要なmpeg2コーデックが入っていないなどメインで使うには問題がありましたが、今回は最新のコーデックを含む多くのコーデックが標準でインストールされ、DVDも再生ができるようになりました。しかし市販のソフトに比べるとやや画質が荒いなど、まだまだ改善の余地があるようです。
Windows Media Player 12

Windows Media Player 12


MacではDVD再生に特化したDVDプレーヤーが標準で付属していて、DVDを入れると自動で立ち上がります。しかし各種パソコン用の動画を再生すると、iTunes、もしくはQuickTime Playerが立ち上がります。計3種類のソフトがそれぞれ最も適した状態に併せて起動しますが、動画に合わせて複数のソフトが動くため戸惑うかもしれません。しかしそれぞれの再生時の画質は非常にきれいで、市販のソフトに見劣りしません。

このように動画の再生ではそれぞれ一長一短がありますが、わかりやすいWindowsか、高品質のMacかと考えることができるでしょう。


音楽を聴く

Windowsで音楽を聴くには、動画再生のときと同様にWindows MediaPlayer 12を使います。操作手順が同じなので操作を憶える手間も省けますし、CDをパソコンに入れれば曲の取り込みも簡単にできるなど初心者に優しいと言えます。

一方、MacにはiPodの音楽管理ソフトとして有名なiTunesが標準でインストールされています。こちらはiPodとの連携は言うまでもなく、CDの読み込みやインターネット経由での曲の購入、お気に入りの曲を選んでくれるGenius等、非常に優れたソフトになっています。
MacではiTunesなど3種類のソフトを使い分ける必要がある

iTunes


Windows Media Playerも優れたソフトですが、少なくとも音楽を楽しむという点ではiTunesの方が一枚上手でしょう。iTunesはWindows版もありますので、使い比べることも可能です。


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