スポーツウォッチの王道はステンレススティール
ロンジン「ハイドロ コンクェスト」は、日常使いの腕時計としてもおすすめ。自動巻きクロノグラフ。24万1500円(2007年9月発売予定/スウォッチ グループ ジャパン ロンジン事業部) |
今年、ロンジンから発表された新しい「ハイドロ コンクェスト」は、ステンレススティールのそんな特性を存分に活かしたダイバーズ・ウォッチ。300m防水のケースやブレスレットは、この素材ならではのタフな造りで、水中はもちろん、あらゆる場面で頼りになる。たとえば、高温多湿な日本の夏にも最適だ。高機能、耐久性、自動巻きムーブメント、そして手頃価格と、いいことずくめのハイコストパフォーマンス・モデルである。
ゴールドの主流は今年も優雅なピンク
1960年代の薄型ドレス・ウォッチの流れを汲むジラール・ペルゴの「ジラール・ペルゴ1966トリプルカレンダー」。自動巻き。18Kピンクゴールド・ケース。168万円(ジラール・ペルゴ) |
18Kゴールドには、金に銀と銅を組み合わせた一般的なイエローゴールド、銅の比率が銀よりも高いピンクゴールド(ローズゴールド)やレッドゴールド、金にパラジウムや銀を組み合わせたホワイトゴールドなどがある。
ここ数年の主流といえば、ピンクゴールドである。独特の気品と存在感を併せ持っている点が人気なのだろう。とりわけその魅力は、クラシックなシンプル・ウォッチによく表れている。今年の新作では、ジラール・ペルゴの「ジラール・ペルゴ1966トリプルカレンダー」がその典型。優雅でノスタルジックな味わいもピンクゴールドならではだ。
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