筋トレ・筋肉トレーニング/腕の鍛え方

1日5分体に投資!「腕トレ」編

鍛えたけど時間がない…と言う方で、これからトレーニングを始めようとしている方、安心してください!部位を絞れば、5分のトレーニングでも十分に鍛える事ができます。今回は腕のトレーニングを御紹介致します。

執筆者:柴田 明

暖かくなって、体を引き締めなきゃ!と思っているけど、鍛える時間が取れない…と言う方も多いと思います。

でも、これからトレーニングを始めようとしている方は安心してください。部位を絞れば、5分のトレーニングでも十分に鍛える事ができます。時間がないとは言わせません!

腕の筋肉を再確認

腕
自分の腕でも筋肉の位置を確認してみましょう。
腕の筋肉は大きく分けて2つあります。肘を曲げ、力こぶを形作る、上腕二頭筋と肘を伸ばす時に使われる反対側の上腕三頭筋です。この2つの筋肉が今回ターゲットです。トレーニング中使っている筋肉を意識するのは重要なので、腕の筋肉の位置と機能を頭に入れておきましょう。

・上腕二頭筋…肘を曲げる、力こぶ側の筋肉。
・上腕三頭筋…肘を伸ばす、腕の裏側の筋肉。

短時間で効率よく鍛えるコツは「筋肉の意識」

なぜ使っている筋肉を意識するのが重要なのかと言いますと、トレーニングの基本原則の1つに「意識性の原則」というのがあるからです。(ウィダーフィットネスバイブルより)
これはトレーニング中、最も使用している筋肉を意識しながら行うことが効果的という原則です。

以前はこの原則は経験則でのみで語られてきましたが、最近になり少しずつエビデンスが取れてきました。トレーニング中に使用している筋肉を意識しながら行う場合とそうでない場合とでは、筋肉の活動量が倍以上も違うのがわかってきているのです。(月刊スポ-ツメディスン 2008年6月号より)

意識するだけで筋肉の活動量が増えると言う事は、より効率よく筋肉を鍛えられるという事ですね。短時間で効率よく鍛える秘訣とも言えます。

最初の目標は使っている筋肉を意識できるようになる事

ところが、使っている筋肉を意識するのは案外難しいもの。人間の体は効率よく作られているので、通常は全身の筋肉を使って力を入れる癖のようなものがあり、特定の部位を意識的に使うにはテクニックがいるからです。

そこで、トレーニングを始めて最初の目標は「使っている筋肉を意識できるようになる事」です。そのためには、筋肉を目一杯収縮させた時に、使っている筋肉を意識できる種目を選ぶのが大切です。

もちろん今回ご紹介する腕のトレーニング種目はそれに該当する種目なので、安心して取り組んでくださいね。

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