熱が体にこもるとだるくなる
温度・湿度が高くなると、人は体にたまってくる熱を捨てて、体温を一定に保とうとします。体は夏の暑さに何とか対抗しようと必要以上のエネルギーを消費し、かなりの負担に耐えます。が、その暑さに適応できず、自律神経に狂いが生じてくると、水分の循環がうまくいかず、熱をうまくさげられなくなって、熱が出る・だるくなって胃腸の働きが弱まり食欲もない‥といった症状が出てきます。
体に溜まった熱を放出させるのがだるさを解消するポイントです。
暑さより湿度が大敵
梅雨の季節には特に湿度の管理が重要です。 |
日本の夏は蒸し暑い!そこで大切なのは『湿度を下げる』こと。湿度を下げることでかいた汗が蒸発し、熱を体外に放出できます
湿度40~50%位まで下げると、暑さによる不快感はかなり減少します。
涼しくて湿度が低い部屋でエクササイズ
蒸し暑い日はできるだけ屋内で運動しましょう。 |
ウォーキングや、自転車などの有酸素運動が汗をかいて熱を体外に放出できるのでお勧め。ですが、蒸し暑い中でこれらの運動を行っても熱が余計に体にこもってしまうので逆効果。
とは言え、自宅に屋内用自転車やランニングマシンを買ったり、フィットネスクラブに入会するのは手間がかかってしまいます。
そこで、自宅でだるさを解消する運動には特別な準備も必要なく手軽に取り組めるストレッチがお勧めです。その時、全身どこの部位をストレッチしても効果的なのですが、特に浮腫みやすいふくらはぎなどを重点的に行うとより効果的。浮腫みやすい部位の血液循環を良くすれば体全体の血液循環が向上するからです。
そこで次のページから暑さから来るだるさを解消するストレッチ法をご紹介します。