シリーズ中で最も好ましい乗り心地
最高出力211ps/最大トルク350Nmを発生する2リッター直噴ターボエンジンと、ツインクラッチギアボックスの7速Sトロニックの組み合わせにより、10・15モード燃費は12km/l |
乗った感じも、A4&A5ファミリィの中で最も好ましい雰囲気だった。もともとクーペのA5が、A4系よりも懐の深い走り味をみせていたのだから、そのまま実用車に転じたA5スポーツバックがいっそう魅力的にみえるのは当然だ。ホント、今からA4買うならコッチをご検討ください、と言いたくなる。40万円、高いけれどね(対アバント。でも、クーペよりは安い!)
クロスオーバー流行りの今だからこそ、もう一度、5ドアハッチバックが注目されるのかも……。格好いいセダンが欲しいという人にもバッチリだし。もう5ドアハッチバックなんて敢えて言わなくてもいいと思うけれどね。そう言うから、気にする人もいるんだし。
とりあえずA5スポーツバックは、このあたりのアウディの中でベストバイだと思う。場合によっちゃ、A6クラスを望む人まで巻き取りそうだ……。アウディにとっては問題かも知れないけれど。
本革シートが標準となり、カルダモンベージュ/シナモン/ブラックの3色から選択できる。サスペンションの減衰力、ステアリング特性、ATシフトスケジュールを好みに応じて設定できるアウディドライブセレクトはオプションで用意 |
通常480リッターのラゲージ容量は、後席を倒すことで最大980リッターまで拡大 |