雲上を除いた今年の輸入車No.1はジャガーXF
雲上モデルのベントレーブルックランズを除けば、ガイドの今年No.1輸入車はこのジャガーXF |
日本カー・オブ・ザ・イヤーではMostAdvancedTechnologyに選ばれた日産GT-R。写真はガイドの愛車 |
『イギリス車の味がストレートに、言わばドイツ車風に精緻な機械として提供されたことに感動です。乗った瞬間に“すごい!”って興奮しましたから。ドイツ車級によくできたジャガー。文句ナシに今年の一番です。』(モーターマガジン誌)
5代目となり型式がF世代となったBMWのフラッグシップサルーン、7シリーズ |
12月の代表には、月の始めに書いた原稿、と言っても実際には10月に乗ったクルマだったが、BMWの新型7シリーズを挙げておく。12月は例年にも増して試乗会ラッシュでてんてこ舞い。来年、いっときでもこの忙しさがあればいいのだけれど……。と思いつつも、それほど印象に残らないクルマが多かったのは何故だろう??特筆すべきは新しいフェアレディZくらいだった。
『新型7シリーズが水を得た魚になるのは、中高速域以上だ。空いたカントリーロードでは、この巨体が旧型を凌ぐハンドリングマシンと化す。エンジンフィールや関連するサウンドが時流に乗って大人しくなってしまい、エンジンのBMWを感じる瞬間が少なくなったのは残念だが、走りそのものは正しくBMWだ。とても5.2mのセダンとは思えない、3とは言わないが5シリーズあたりと同じような気分でドライビングが楽しめた。』(BMmag誌)