特筆すべきクイックなステアリングフィール
ステアリングシフトも付くRトロニックシーケンシャルギアシフトや、最新のクワトロ4WDシステムを装備 |
最高出力560psの5.2リッターV10エンジンを搭載するランボルギーニガヤルドLP560-4 |
ずらりと並んだガヤルド。さすがに20台も集まれば、ドアが上に開かずとも壮観である。12気筒メインの集まりに比べれば、“踏み外す”人もなく、比較的おとなしい。その先に停めてあるR8に興味を示す人も少なくない。もっとも、さすがにガヤルドと比べると、R8は背も高く、よりフツーのクルマに近くみえてしまう。それだけ室内スペースを考えたパッケージングであるということで、それもR8の魅力ではある。
ランボルギーニ江戸川さんのご好意で、ガヤルドLP560-4と乗り比べることができた。兄弟分とはいえ、乗った印象はやっぱり随分と異なる。ガヤルドの方が攻撃的で自意識過剰、R8はすべからく控えめだ。
けれども1つだけ、R8の方が目立つ点もあって、それはワインディングにおけるクイックなステアリングフィール。ガヤルドは完全にスーパーカーだが、R8にはスポーツカーの要素も強い。それでもLP560-4になってR8の領域も随分と侵し始めた。特に、低速時や駐車時におけるロボタイズドミッションのマナーなどはR8を上回る。乗り心地も格段によくなった。
ステアリングからディスプレイ、コントロール類が運転席の回りを囲むモノポストデザインを採用 |
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