Audi(アウディ)/アウディの車種情報・試乗レビュー

“Dセグ最良の1台”に追加されたA4アバント

運動性能と快適性だけでなく、“アゴ出っ張り過ぎ”なFFフォルムから逃れたアウディA4シリーズに登場したアバント。試乗して、1.8TFSIで十分という意見が多い中、あえて3.2FSIクワトロをオススメします。

西川 淳

執筆者:西川 淳

車ガイド

“Dセグメント最良の選択肢”に追加されたワゴンモデル

アウディA4アバント
サルーンのスポーティなデザインや走りを受け継ぐステーションワゴンモデルがアバント。シングルフレームグリルや14個の白色LEDのポジションランプが特徴的(写真は海外仕様)

今年始めにデビューしたアウディ久しぶりの本格フル4シーター2ドアクーペであるA5が、FFベースでありながらあれほど美しいプロポーションを手に入れることができたのは、ひとえに新しいドライブトレインのおかげだった。

フロントアクスル位置を前方に移動することで、“アゴ出っ張り過ぎ”なFFフォルムから逃れたのみならず、良好な重量バランスと足下空間の自由度も得たから運動性能と快適性の両方をレベルアップすることもできた。

結果、クーペのA5は言うに及ばず、そのあと登場したアウディビジネスの屋台骨、サルーンのA4もDセグメントで最良の選択肢の1つとなったのだ。そして、待望のA4アバント=ステーションワゴンモデルの登場である。

アウディA4アバント
ナビやオーディオなどの各種情報を制御するMMIも装備する(写真は海外仕様)

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