予想外に日本に導入された1シリーズカブリオレ
クーペをベースとし、ショートオーバーハングとロングノーズ、低いショルダーライン、フラットなリアをもつコンパクトなオープンモデル。価格は434万円 |
面白いというか、情けないというか。ちょっとガッカリなデキゴトがあった。それは、アウディRS6に試乗するため、南仏はポールリカールサーキットまで赴いたときのこと。
ものはついでに(というか向こうではコッチがメイン?)アウディA3カブリオレに試乗したのだが、あいにく日本市場への導入予定がないという。これがまた素晴らしくデキのいいクルマで、ひょっとするとA3最強だわ、なんて思っていた。中年オヤジが洒落モノ気取りで乗るオープンカーに最高なのになあ、どーして日本に入らないのよ?!なんて残念がっていると、他のアジア人グループはこれからスペインまでライバルのBMW11シリーズカブリオレに乗りにゆくと言う。
へえ「そんな試乗会あったんだあ」と我々日本人組は思わずポカン。 で、きっと1のカブリちゃんは日本に入ってこないんだよねえ、なんて思っていたら入った!それはそれで嬉しいんだけど、なんだかフクザツです。
本国で昨年12月に発表されたアウディA3カブリオレ。電動ソフトトップを採用した4人乗りの2ドアモデル |
さて。そんなこんなの因縁付きで、日本導入された120iカブリオレに試乗した。ハッチバック、そしてノッチバッククーペに続く、 1シリーズのバリエーション3種類目。クーペベースのフルオープンカーである。
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