サーキットデビューにおすすめの「レン耐」
前ページではマシン選びや準備についてお話ししましたが、じつはバイクがなくても出られるレースがあるのです。それがレンタバイク耐久レース、略して「レン耐」。ヘルメットとツナギさえあれば参加できるので、レースデビューにもおすすめです。そしてレンタル車両ということは、参加者全員が同じ条件ということ。みんなでワイワイ楽しめる気軽なレースとしてファンが多く、初心者や女性からも人気を集めています。長いようで短い、3時間の耐久レース |
料金:3名まで32,000~35,000円
追加ライダー1名につき+5,000円
エントリー:1か月前より受付、定員になり次第締め切り
最大級のミニモト耐久レース「DE耐!」でお祭り気分を
毎年春に行われ、モトGPが開催される国際レーシングコースであるツインリンクもてぎを7時間走る「DE耐!」は、約300チームが参戦する国内最大のミニモト耐久レースです。ミニモトとはいえ、レース形式は車検からスタート方法、ライダー交代や給油まで、鈴鹿8耐と何ら変わることがない本格的なもの。有名ライダーが参戦したり、最多周回数賞(優勝)のほかにも最年長ライダー賞、ベストデザイン賞、ベストコスプレ賞などの特別賞がいっぱいだったりと、「誰もが楽しめるレース」の工夫が随所になされています。また、絶妙なレギュレーションも魅力のひとつ。たとえば給油時の「10分間停止」は安全面で重要ですし、あまりにもコストがかかるような特殊な改造は禁止されていて、マシンの性能に差が出すぎないよう配慮されています。ビギナーもベテランも安全にレースを楽しめる「DE耐!」は絶大な人気があり、回を重ねるごとに参加申し込みは増加する一方。次回はあなたが参戦する番ですよ!
「みんなでバイクを楽しもう」を合い言葉に2003年スタート |
料金:50,000円/1チーム(2008年の例)
エントリー:抽選制。詳しくはホームページを参照のこと
ミニモトについてもっと知りたい! そう思った人は、ぜひ6月26日に発売された『Mini Moto完全ファイル Vol.2』をご覧ください。今回ご紹介した内容を含めたミニモトの魅力や遊び方が満載で、世界GPライダー岡田忠之さんの「DE耐!攻略マニュアル」と「NSF100徹底解剖」が収録されたDVDつき。上のリンクからDVDのサンプルムービーもご覧いただけます(sideriverからも購入が可能です)。
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