一記事でよくわかる! ベルリンエリアガイド

新生ドイツの政治の中心、連邦議会議事堂は観光スポットとしても人気

新生ドイツの政治の中心、連邦議会議事堂は観光スポットとしても人気

中世やメルヘンの世界のような愛らしい町の多いドイツにあって、現代建築が林立するベルリンはちょっと異色の存在。今ではドイツの首都で、多くのアーティストがアトリエを構えるファッショナブルな町ですが、現在に至るまでのベルリンの歴史は激動そのもの。

20世紀初頭まではプロイセン王国そしてドイツ帝国の都だったベルリン。ナチスの台頭と第二次世界大戦を経て、戦後は40年におよぶ東西分断の時代に突入します。終戦後、旧東ドイツ全体はソ連の占領下にありましたが、ベルリンだけは例外で、東ベルリンをソ連、西ベルリンを米英仏が分割統治したことが原因でした。やがて社会主義国の東ドイツと、資本主義国の西ドイツがそれぞれに独立すると、西ベルリンは東ドイツにポツリと浮かぶ西ドイツの飛び地になったのです。

ベルリンの壁崩壊から20年以上を経たベルリンには、旧東ドイツの名残、東西分断時代のドラマチックな歴史の史跡、1990年の再統一後に建設された現代建築の数々など、現代ドイツの見どころが凝縮されています。現代的なスポットに混ざって、プロイセン王国時代の宮殿や教会などの歴史スポットや博物館群も見逃せないポイント。ドイツ再統一後、今でも変化し続けるベルリンは、クリエイターたちを魅了する町でもあり、アーティストたちが手がける個性的なショップやアート系のおしゃれなカフェもこの町の魅力のひとつですよ。

ドイツ最大の町ベルリンの広さは、東京23区の1.4倍強ほど。ですが、主な見どころは市街中心から東西に約10kmの帯状のエリアに集約されているので観光には便利です。ここで紹介する6つのエリアでは、各所で歴史と現代のスポットが混在し、戦争や社会主義時代の爪あとでさえ多くの旅行者を惹きつけています。ドラマチックな歴史と現代ドイツの魅力がつまったベルリンへ、これから出発しましょう!