差分マップで新規開通道路に素早く対応
VIE-X088のナビ機能は、基本的には7型モニター採用の人気モデル、VIE-X08~VIE-X08Sと変わらない。差分マップを採用しているので、新しく道ができた箇所を部分的に書き換えて、地図の鮮度を保つことが可能。高速道路情報の更新(無償)は年5回の予定で、X088お客様登録キャンペーンに申し込むことで、2011年の更新地図(差分マップDVD)も無償でもらえる。地図更新の方法は、アルパインホームページ内のUser's Roomからダウンロードし、SDカードを介して更新できるほか、Bluetooth対応携帯電話を通じて、直接ダウンロードすることも可能だ。ドライブインフォ。地図やリアカメラの映像などを一画面に表示できる |
マルチゲート&ドライブインフォも、アルパインナビならではの機能だ。これは、地図やエコガイド機能、別売のフロント&リアカメラの映像、いつもNAVIのドライブ情報など様々な情報を一つの画面に同時表示できる機能。画面が大きいから、マルチな情報もわかりやすい。
検索&ルート探索機能も充実
検索データだが、電話番号は、タウンページの約900万件と個人宅の約2,100万件を加えて約3,000万件収録。住所検索は約2,800万件で、50音検索は約1,300万件。周辺検索は294のカテゴリーから探せて、ルート沿いにある施設だけを抽出することもできる。デパートなど施設は、提携駐車場を同時に検索可能。この提携駐車場検索は6,903件収録していて、営業時間や駐車料金等の情報もわかる。ほかにも郵便番号検索、マップコード検索、200件の目的地履歴検索などの検索機能を搭載している。検索メニュー。多彩な方法で目的地の検索が可能 |
次にルート探索機能。推奨/一般道優先/距離優先/道幅優先/別ルートの5ルート同時探索ができる。VICS統計データに基づいた渋滞情報を格納しているので、その情報を考慮したルート探索も可能だ。また刻々と変わるVICSの渋滞情報を考慮して、走行中に目的地へ早く着くルートが見つかったら提案するアクティブルートサーチや、抜け道探索も搭載する。さらに渋滞学習機能やルート学習機能、スマートICを考慮したルート探索、乗り降りIC指定、周辺迂回探索、迂回メモリー地点登録など、ルート探索に関する機能は満載だ。
細街路オート2画面など便利な案内機能を満載
リアル3D交差点拡大図など多彩な案内画面を収録 |
ほかにも、開かずの踏切表示、英語案内など、ユニークな機能を搭載。とくに便利なのは細街路でのオート2画面表示。細街路に進入すると自動的に2画面表示に切り替わり、一つはそれまで見ていたスケールの地図、もう一つは25メートルスケールの地図を表示する。25メートルスケールの地図では細かい道やおおよその道幅、一方通行までわかるので、細街路に入り込んだときでも安心感がある。
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