地デジがきれいなメモリーAVナビは?
アナログTV放送終了の2011年7月24日まで、あと1年ちょっとと迫ってきたこともあって、今年はフルセグチューナー内蔵のモデルが一気に増えた。昨年モデルを含めてフルセグチューナー対応モデルを羅列すると、- アルパイン VIE-X05
- イクリプス AVN7500
- イクリプス AVN339M
- カロッツェリア AVIC-MRZ90G
- クラリオン NX710
- サンヨー NVA-GS1609FT
- パナソニック CN-MW200D
- 三菱 NR-MZ10DT
このうち、VGAの高解像度なディスプレイを採用しているのは、アルパインVIE-X05、カロッツェリアAVIC-MRZ90G、クラリオンNX710の3モデル。また12セグ放送をより広範囲で受信しやすい4アンテナ×4チューナータイプの地デジチューナーを採用しているのは、アルパイン、イクリプス、カロッツェリア、パナソニックだ。TVを見る機会が多く高画質を望むなら、ここで名前が挙がった機種を選ぶのが無難だと思う。
カロッツェリアAVIC-MRZ90Gは地デジチューナーが別体式 |
地デジ以外のAV機能が充実したモデルは?
これは一概に言えるものでも無いので、特徴的なモデルをピックアップして、その特徴を挙げていこうと思う。まずアルパインVIE-X05は、タイムコレクションやパラメトリックイコライザーなど、多彩な音響調整機能を搭載している。同社の上級HDDナビ、X08は「音がいい」と評判だが、メーカー担当氏曰く、X08よりも音がいいという意見も。確かめたわけではないが、期待できる。アルパインVIE-X05は音質補正機能が充実 |
カロッツェリアAVIC-MRZ90Gはブルートゥースを内蔵し、対応携帯電話などのブルートゥースオーディオ機器の音楽を簡単に楽しめる。クラリオンNX710はドルビーボリュームという新機能を搭載。これは一種のTV本編とCMの音量差や、ソースによって異なる音量差を平均化してくれる技術だ。パナソニックCN-MW200Dは、家庭用のAV機器を製造している強みを活かして、自宅の大画面TV「ビエラ」やHDDレコーダー「ディーガ」で録画したTV番組などをクルマに持ち込んで楽しむことができるSD動画対応だ。
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