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ソニーのコンパクトPNDがモデルチェンジ

ソニー「NAV-U」ナブユーの3.5型モデルがNV-U35にモデルチェンジ。自転車での使い勝手を高め防滴性を強化!

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

ソニーがPNDの新製品、NV-U35を発表した。NV-U3Cの後継となる、3.5型ディスプレイ採用のコンパクトモデルで、ボディカラーはブラック/ホワイト/オレンジの3色。発売は、ブラック/ホワイトが3月13日、オレンジが4月10日の予定だ。価格はオープンで、37,000円前後と推定される。
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NV-U35はブラック/ホワイト/オレンジの3色。モニターは3.5型

防滴仕様で自転車仕様時もあんしん

今回のモデルチェンジの大きな変更点は、自転車での使い勝手をより高めたことだ。まず、ボディは防滴仕様に変更。「あらゆる方向からの噴流水による有害な影響が無い」という基準を満たしたIPX5相当の防滴性を持っているので、サイクリング時にNV-U35を使用中、突然の雨が降ってきても安心だ。
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端子部にはカバーがつき水をかぶっても安心。IPX5相当の防滴性

サイクルコンピューターの機能を備えたのも、自転車ユーザーの要望に応えたものだ。速度(現在/平均/最高)や距離(積算/移動/目的地)、経過時間がわかるほか、あらかじめ体重を入力しておけば、その体重を元に消費カロリーも算出できる。

バッテリーが長時間持続。朝から夕方まで走っても大丈夫

またバッテリーの持ち時間を延ばして欲しいという要望に応えて、通常モード、スタミナモードに加え、スーパースタミナモードを新設。従来のNV-U3Cは、画面が常時ONの通常で約4時間、操作時&交差点案内時のみONのスタミナモードで約5時間というバッテリーの持続時間だったが、NV-U35は通常モードこそ約4時間と変わらないが、スタミナモードで約6時間に伸び、操作時のみONのスーパースタミナモードでは、約11時間というロングライフを実現した。
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自転車専用のルート探索が可能

操作時のみONといっても、画面が消えているだけで、その状態でも音声ガイドは実行。画面にタッチすればすぐに画面表示が復帰するので、実用上は問題無い。そしてスーパースタミナモードなら朝から夕方まで走り続けても、しっかりとナビゲーションしてくれる。

自転車専用の情報も充実

専用の自転車モードを用意したのも変更点だ。NV-U3Cも、自転車用クレードルを用意するなど、自転車で使える仕様だったが、ルート探索は自動車用と徒歩用の2モードしかなかった。ところがNV-U35は、自動車/徒歩のほかに、自転車専用モードを用意。自転車に適したルートを提示してくれる。また自転車店、サイクリングロード、駐輪場など、自転車向けの地点情報も収録。さらにガイドブックにはサイクリングターミナルや地図で知る日本、道の駅マップなど、サイクリングに役立つ情報を収録している。
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自転車用のクレードル、NVA-BU2は別売り

残念ながら、NV-U35を借りている期間は雨続きで、自転車で試すことはできなかったが、自転車モードでは一方通行を考慮せず、最短距離に近いルートを引く。現在地のアイコンも自転車のマークに変わる。サイクルコンピューターの情報と地図の2画面表示も可能だ。

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