その結果に興味がある方は、ぜひオートサウンド誌をご覧いただきたいが、オートサウンドはカーオーディオ専門誌だから、けっこうマニアックな高級カーオーディオが中心になる。そこで、比較的リーズナブルな製品やPND等も加えて、独自に個人的な2009年発売のおすすめモデルを紹介していきたいと思う。
メインユニットのおすすめは?
予算が許すなら、カロッツェリアDEH-P01(105,000円)。これに尽きる。リーズナブルなレシーバータイプとは比べものにならない高解像度&ワイドレンジで、同社の最上級カーオーディオ「Xシリーズ」に匹敵するほどの高度なデジタル補正機能を搭載しているから、クルマに合わせた調整を自在にできる。下段がカロッツェリアDEH-P01。高音質かつ高度なデジタル補正機能を備えコストパフォーマンスは抜群にいい |
別体の6chパワーアンプを付属しているから、スピーカーをプラスするだけでシステムが完成するし、USBを装備しているから、iPodの音楽をデジタル信号でダイレクトに入力し、いい音で楽しめる。もちろん充電&iPodのコントロールも可能だ。
iPodをCDとの音質差なく楽しめる!
現在、僕もマイカーにはDEH-P01を装着しているが、その音には大満足。そしてなによりうれしいのは、iPodをいい音で楽しめるようになったおかげで、クルマにCDを持ち込むことがほとんど無くなった。実は、以前のシステムでもiPodの音楽は楽しめた。しかしCDとiPodの音質差が少なからずあったので、いざいい音で音楽を聴きたい時にはiPodではなくCDを聴いていた。ところがDEH-P01はCDとiPodの音質差がほとんど気にならない。もうCDをクルマに持ち込まなくていいからCDの置き場所に困らないし、CDをいちいち入れ替えなくても長時間、音楽を連続再生できる。しかもCDにキズが付く心配もない。そういう意味では、DEH-P01+iPodの組み合わせは、車内での音楽の楽しみ方を変えたと言ってもいい。もっとリーズナブルな価格帯だと、DEH-P01ほどきめ細かくはないもののDSPによるデジタルサウンド補正ができるカロッツェリアDEH-P940(52,500円)、iPodやUSBデバイスに保存した圧縮音源を中心に楽しんでいる人にはCDドライブが無いデジタルメディアヘッドユニット、アルパインiDA-X305(42,000円)、さらにリーズナブルなものだとケンウッドI-K70(29,400円)あたりがおすすめしたいモデルだ。
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