多彩なカラーバリエーションを用意
シルバーウィークには残念ながら間に合わないが、秋の行楽シーズンを控えて、PNDのニューモデルが各社から続々登場する。まず、9月17日発表、10月9日発売の「ストラーダ・ポケット」。CN-MP250DL/CN-MP250D、CN-MP180DL/CN-MP180D、CN-MP150DL/CN-MP150Dの6タイプが登場する。価格はすべてオープンとなっている。本体はFM-VICS/ワンセグ内蔵の「250」系、VICS無し/ワンセグチューナー内蔵の「180」系、FM-VICS内蔵/ワンセグ無しの「150」系の3種類。それぞれに、ACアダプター&家庭用スタンド付属を付属して家電店ルートで販売する末尾「DL」モデルと、付属電源アダプターはシガーライター用のみで、カー用品店ルートが中心の末尾「D」モデルがあって、計6タイプのラインアップとなる。
また、カラーリングはもっとバリエーションがあって、家電店向けのCN-MP250DLはブラック/ブラック&レッドの2種類、CN-MP180DLはスノーホワイト/チタンシルバー/ルミナスレッドの3種類、カー用品店向けでもCN-MP180Dはブラック/チタンシルバーの2色が用意される。それ以外のモデルは、ブラック1色のみとなる。カラーバリエーションまで含めると、計10タイプのラインアップとなる。
左上/右上/左下/右下の順にCN-MP180DLルミナスレッド/CN-MP180DLスノーホワイト/CN-MP180DLチタンシルバー/CN-MP150Dブラック |
8GBメモリー搭載。吸盤スタンドを採用
基本設計は、春モデルの「200/100」系と同じで、モニターは5型ワイド。SDカードのスロットは、地図データ用のマイクロSD対応のものと、お出かけストラーダからのデータ転送、および動画再生(ワンセグ内蔵モデルのみ)用の2基装備する。ただし「200/100」系に搭載された地図データ用のマイクロSDメモリーカードが4GB(あとで8GBにバージョンアップ可能)だったのに対して、「250/180/150」系は、最初から8GBのマイクロSDメモリーカードを搭載。全国1,031都市の都市で、道路幅や建物の形状までわかる詳細市街地図を表示できる。これは、新たに採用した歩行モード「おでかけウォーク」使用時に役立つ。また車載用スタンドが吸盤スタンドになったのが大きな変更点。特殊ゲル素材の吸盤だから多少の凹凸があるシボ入りのダッシュボード上にもベースの板無しで取付けられるし、取付自体が簡単。しかも、従来の貼り付けタイプと異なり簡単に剥がせるので、ほかのクルマへの載せ替えも楽だ。なお、FM-VICS搭載モデルは、スタンドにFM多重VICSチューナーを内蔵。本体にアンテナを配線しないので、見た目がすっきりしている。
直販サイト限定モデルも用意
もちろん「200/100」系で採用した、加速度センサーとジャイロセンサーを組み合わせた高精度測位システム「迷いまセンサー」を搭載しているし、おでかけストラーダ、およびGoogleマップとの連携も可能。ワンセグ内蔵モデルはパナソニックのHDDレコーダー「ディーガ」やハイビジョンTV「ビエラ」の番組持ち出し機能で録画したSDビデオの再生ができるし、ソフト会社から発売されるSDビデオコンテンツの再生にも対応する。さらにパナソニック販売サイト「パナセンス」で実施したカラー人気投票アンケートでもっとも人気が高かったブラック&レッドの限定モデル、CN-MP250DL-Zと、ユナイテッドアローズとコラボレートし、ユナイテッドアローズ製オリジナルショルダーポーチを付属したCN-MP180DUAを「パナセンス」で限定販売。普通に店で買えるナビとは違うものが欲しい人にはいいだろう。
ユナイテッドアローズとコラボしたCN-MP180DUA(左)とブラック&レッドの限定モデル。ともに直販サイト「パナセンス」で限定販売 |
ともあれ、取付性が高まったとともに、機能やカラーリングのバリエーションが一気に増えたのが、新しいストラーダ・ポケットの魅力だ。
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