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BDに対応した新ストラーダFクラス登場!(3ページ目)

パナソニックからハイビジョン対応のXGAディスプレイ搭載の新ストラーダFクラスと車載では世界初のブルーレイディスクプレーヤーが、ついに登場!

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

ストラーダSクラスは人気のメモリーAVナビ

最後にストラーダSクラスを紹介しておこう。このSクラスは、地図・検索データベースの記録メディアにHDDではなく8GBのSDHCメモリーカードを使った、新しいミドルクラス・ストラーダ。要するに8GBにデータ容量をアップ後のポータブルナビ「ストラーダ・ポケット」のナビ部分にオーディオ&ビジュアル機能を合体し、2DINサイズのボディに収めた感じと思えばいい。
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CN-MW100D(オープン価格)はワンセグチューナーを内蔵

CN-MW200DとCN-MW100Dの2機種のラインアップで、両モデルともオープン価格。CN-MW200Dがフルセグ対応の地デジチューナーを内蔵していて、CN-MW100Dはワンセグチューナーのみとなる。それ以外ではビデオ出力の有無(CN-MW200Dがビデオ出力あり)が異なっている程度の違いで、ナビ機能はまったく変わりはない。

8GBのSDメモリーカード採用で地図データはDVDナビ並み

そのナビ機能だが、全国1,031都市の25/50メートルスケール市街地図を収録。検索データはタウンページの電話番号データが約910万件、住所データが約3,600万件など。ルート探索は5ルート同時探索ができ、立体感のある建物の表示が可能な3D地図や高速入り口案内など、地図表示も多彩だ。

またストラーダユーザー専用のWebコンテンツ「おでかけストラーダ」を始め、Googleマップや路線・地図アプリから目的地情報をインターネットから転送可能。情報の転送にはSDメモリーカードを活用する。

SD動画コンテンツにも対応

AV機能も充実。同社のHDDレコーダー「ディーガ」やハイビジョンTV「ビエラ」の番組持ち出し機能で録画したSD動画の再生ができるほか、ソフト会社から発売されるSD動画コンテンツにも対応する。そのため、SDメモリーカードのスロットは地図データ用とAV機能用の2つが装備されている。

もちろんDVD/CDプレーヤーも搭載。再生できるのはDVDビデオ、DVD-R/RW、音楽CD、CD-R/RWで、VRフォーマットで記録されたDVD-R/RWやMP3/WMAの圧縮音源を記録したCDも再生できる。

iPhone 3GSにも対応。ダイレクト接続ケーブルを付属

iPodとの連携も強化。中継ケーブルおよびダイレクト接続ケーブルを付属しているので、ケーブル類を買い足す必要は無し。残念ながら動画をナビのディスプレイで見ることはできないが、アルバムアートワークの表示は可能。最新のiPhone3GSにも対応している。

フルセグ対応の地デジチューナーを内蔵したCN-MW200Dの内蔵チューナーは4チューナー×4アンテナの高性能タイプ。ディスプレイは約33万画素だから、画質はそれなりだが、鮮明な12セグ放送が広い範囲で楽しめる。手頃な予算で、AV機能も充実したカーナビが欲しい人には、有力な選択肢の一つになるだろう。
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