ピタッと吸盤の取付性は秀逸。が、注意点も
ナブユーシリーズの特徴のひとつがピタッと吸盤。着脱のしやすさは秀逸 |
実際、僕のクルマに装着を試みたところ、助手席エアバッグに干渉せず、前方視界を遮らず、なおかつ画面が水平になるように装着できる場所は見つからなかった。もちろん、それは僕のクルマのインパネのデザインが特殊で、メーターフードが大きく平らな面が少ないためでもあるのだが、こんなケースもあるのだ。そのため、ダッシュボードに平らな面が少ないクルマにお乗りの方は、できることなら購入前に装着可能か確認したほうがいいだろう。
フォード・フォーカスの場合、唯一、取付できそうな場所がここ。ただし前方視界をやや妨げてしまうし、水平にはならない。クレイドルのアームがもう少し長ければスムーズに装着できる可能性もあるのだが… |
画面の大型化により、操作性はいちだんと向上
さて、操作系はこれまでのナブユー・シリーズと変わらない。ON/OFFスイッチが画面上部にあって、これをスライドさせるとON。NAV-Uのロゴの後にコーションが現れ、地図に移行するのだが、地図の立ち上がりはものすごく速くなったように思う。メインメニュー画面は従来ナブユーから継承。ボタンが大きく、誤操作しようがない |
画面の左に縦に並ぶ「メニュー」「現在地」キーも同じ配置。メニューキーを押すと出てくるメインメニュー画面はNV-U3V/U3やNV-U3Cと同じデザインで、コンパクトなNV-U3Cでも使いやすくわかりやすいものだったから、操作性に関してはまったく問題はない。より使いやすさを追求するなら、50音検索の文字入力キーは、大きくなった画面を活かして携帯電話タイプの入力ではなく50音を羅列するタイプに変えるとか、iPhone3Gのように長押しすると、他の文字が周囲に表示されるタイプにする手もあっただろうが、現状でも使い勝手に不具合があるわけではない。
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