カーナビ・カーオーディオ/カーオーディオの知識

スピーカー交換に挑戦! その2(6ページ目)

その1に引き続き、カロッツェリアのキットを使ったスピーカー交換の実践。今回は、スピーカーの取り付け、制振、遮音等の作業まで。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド

音がクリアに力強くなった!

早速、音楽を聴いてみる。全体的に音の雑味がとれて、ものすごく音楽がクリアに聞こえる。純正ではぼんやりして、音程がはっきりしなかったベースの音は、音程がはっきりと聞こえるようになったし、ヴォーカルの歌声は濁りが無く、声の通りが良くなった。そして、鍋蓋でも叩いているような音のシンバルは、カツーンというシンバルらしい音になるという具合に、全体的にクオリティが向上。純正デッキのままでも、このように大幅にサウンドクオリティが向上したのにはびっくりだ。

あまりに楽しいので、ボリュームをついつい上げ気味にすると、内張りの振動が気になる部分もあるので、このような場合は、追加で内張りに制振材を貼ったり、鉄板側の振動する場所に部分的に制振材を貼ったりしてやれば、さらに効果が上がるだろう。

スピーカー交換、してみませんか?

クルマいじりの経験が無い人には、トゥイーターの装着など、少々難しい面も在るかもしれないが、実際の施工はこんな感じ。クルマへのダメージは皆無であることがわかってもらえたのではないだろうか。これだけでも音質は大幅に向上する。一から自分で作業してみるのもよし、すべてショップにお任せするのもよし。また、ショップで簡単に取り付けしてもらって配線を済ませたあとで、遮音、吸音等の作業だけを自分でしてみるのもよし。クルマで音楽を聴くのが楽しくなるスピーカー交換、してみませんか?

なお、この市販インナーバッフルが用意されていないクルマにお乗りの人はどうすればいいかというと、カーオーディオ専門店に相談すれば、オーダーメイドで制作してくれる。今回の取材に協力してくれたグランドノートは、オーダーメイドのインナーバッフルのクオリティには定評あり。いい音に仕上げてくれるので、市販インナーバッフルが対応していないクルマにお乗りの方は、相談してみるといい。
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グランドノート(03-5498-3755)で車種専用に制作したオリジナルのインナーバッフル。美しい仕上がり。
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