ライト版AVナビはナビ付きの2DINオーディオ
これらのことを考えると、ライト版AVナビは、クルマにあまり乗らないから、カーナビは必要ないと思っている人が、2DINサイズのAV機器の一種として購入するものと考えればいいだろう。2DINオーディオにプラス数万円で、ワンセグも見られるし、カーナビまで付いてくる。これまでカーナビに接したことが無かった人なら、楽しいドライブができるだろう。両モデルともオープン価格だが、取り付け工賃を含めて10~12万円の出費で入手できそうな感じだ。こちらはイクリプスのAVNライト |
それぞれのモデルの特徴は?
さて、ライト版AVナビに興味を示した人のために、両モデルの違いを列挙しておく。ハード面では、イクリプスが7型ワイドモニターを採用しているのに対して、カロッツェリアは高精細なVGAではあるが5.8型とやや小さく、イクリプスのディスクドライブがCDのみ再生可能なのに対して、カロッツェリアはCDとDVDの再生が可能。またカロッツェリアはブルートゥースを内蔵し、ハンズフリー通話や通信機能に対応しているが、イクリプスにはない。逆に同じ系統の機能を列挙すると、ともにワンセグ受信が可能で、通信機能に対応。イクリプスは携帯サイトで検索した地点を赤外線通信でカーナビに転送できるケータイリンクが可能だし、カロッツェリアはサイバーナビや楽ナビ、エアーナビと共通のスマートループにより、渋滞情報などの共有が可能だ。また両モデルともiPodの接続に対応し、タッチパネルで操作ができる。
これらの機能から必要なもの、不要なものをセレクトしてみて、より必要な機能が多いほうを選べばいいだろう。