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ストラーダ08秋冬モデルが早くも登場(2ページ目)

秋のドライブシーズンに向け、またカーナビ新製品が登場し始める時期。この秋、真っ先に登場したのはストラーダだ。

石田 功

執筆者:石田 功

カーナビ・カーオーディオガイド


800シリーズはホームリンクを省いたFクラスだ

要するに新しいストラーダ800シリーズは、Fクラスからホームリンクの機能を抜いたものと思えばいい。Fクラスで初めて採用されたライフィニティとの連携をはじめとしたホームリンク機能は、画期的な機能ではあるが、ユーザーが限定されるのも事実。HDDレコーダーのDIGAをお持ちの人は多いと思うが、カーナビから予約録画することは限られるだろうし、ライフィニティはこれから家を建てるとかリフォームする人しか、便利さを享受できない。そんな一部のニーズのための機能を省き、価格を抑えたのが800シリーズというわけだ。

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案内機能は基本的にFクラスと同じ。昨年モデルと大きく変わり、よりわかりやすくなった
価格を抑えたといっても、今後の必須機能である地上デジタルチューナーは標準装備だし、12セグ放送を高画質のまま楽しむべく、モニターはVGA。また、サウンド面は5.1chサラウンドプロセッサーを省いてSRSのみにするなど、省略している機能もあるが、基本的な回路設計はFクラスのままだし、音の匠モードも採用。映像と音の基本部分のクオリティは、Fクラスと比べても遜色ないと思う。

高性能がリーズナブルに

それでいて、価格はBluetooth内蔵のものでも25万円を切り、Bluetooth未搭載のCN-HW800Dに至っては、ショップの実売価格だと20万円そこそこ、うまくセールのタイミングを狙うと、20万円を切るものと思われる。

PNDの販売台数の伸びが著しく、AV一体型の需要が伸び悩んでいるといわれるカーナビ市場だが、メーカー側はボリュームゾーンであるミドルクラスのAV一体機に力を入れて、普及率のアップを狙うもよう。そういう意味では、ストラーダ800シリーズをはじめとした08年秋冬のミドルクラスAVナビは、高性能がお買い得で狙い目といえるかもしれない。

【関連リンク】
・パナソニック

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